Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

「戦略の差別化」こそが重要‼

2018年12月09日 | 日記
「戦略の差別化」こそが重要

皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。

さて、今回は、競争過剰の業界において、ますます少子化などの不利な社会的要因が働いている場合に必要な対策につき、考えてみました。

                       記
➀株式市場の格言「人の行く裏に道あり花の山」

花の山(例えば、人口が多い大都市圏・首都圏、あるいは成長市場)の表の道は、人や車などで混んでいる。

つまり競争相手が多い。しかも、彼らの間で様々な牽制行動が相互に取られ、複雑で激しい競争となっているのがふつうである。

(一橋大学名誉教授:伊丹敬之先生著「経営戦略の論理」P.158)

②競争構造は変化する(同P.161)

 鴨長明の【方丈記】の冒頭の次の一文は、多くの読者もご存じだろう。

「ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と住みかと、またかくの如し。」

 競争構造も同じである。時と共に変化していくのが常である。顧客が変る。技術が変る。競争相手が変る。そして自分も変わる。

 しかし、競争が続くということは、変わらないであろう。競争の流れは絶えることがないのである。しかも、競争構造はもとの競争構造ではない。(中略)

 では、こうした競争構造の変化に対して、どのような戦略を取るべきか。(中略)

 「三つのタイプの差別化」戦略がある。

 ❶「小さな差別化」❷「大きな差別化」❸「戦略の差別化」である。(中略)

とりわけ重要なのは、❸「戦略の差別化」であり、例えば、競争相手とは異なったドメイン(領域)で事業を行う、全く新しい製品のコンセプトとビジネスシステムを作る、など戦略全体で独自路線を取る事である。

 そのより具体的な例を挙げれば、国内志向の競争相手が多い時に、敢えて海外志向に戦略を振る事、あるいは、ハード志向の企業が競争相手に多い時に、サービス志向に戦略を振ることなどである。

 この戦略の差別化では、企業は競争相手に左右されず、競争構造を自ら選択して推進していることになる。
 
 以上、人口が多いから良いマーケットに見える大都会には、従来から強力な競争相手も多いし、新規参入も多いから、競争過剰であって、全く見通しが立たないマーケットでしかないことが容易に想像できる。

 また、国内においては、例えば、学習塾は、少子化が進んでいるにもかかわらず、古豪・新参者や集団指導塾や個別指導塾など無数にあって、競争相手が明らかに過剰で乱戦模様がひどくなるばかりである。
 
 そこで、正に「戦略の差別化」=このように国内志向の競争相手が多い時には、敢えて海外志向に戦略を振る事こそが、最良の選択になると考えられる。

 少子高齢化・人口減という大きな時代的・社会的要因が重くのしかかってきている今日では、単に提供する商品やサービスにおける価格や質の点などを多少改善していっても、根本的な社会的・経済的環境が改善しない限り、現事業の「持続的な成長・発展」を望むことは次第に難しくなる可能性が高いでしょう。

 そこで、事業構造の大胆な変革こそが必須であり、まだ他社が乗り込んでいないマーケットでの新天地開拓なら、なお望ましいことになるでしょう。

 ここで、岡村ゼミナールは、グループ会社Cool Japan Expo株式会社を通じて、先ずは、2019年4月での国内社会人相手のCJA日本語学校:日本語教師養成講座・開講に挑戦し、さらには2020年には、留学生向けの日本語学校開校へと挑戦を続けてゆくことにしたのです。

平成30年12月9日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
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外国人材受け入れ拡大法の成立後の課題

2018年12月09日 | 日記
外国人材拡大法成立 与野党が議論
2018年12月9日 12時10分

外国人材の受け入れを拡大するための法律が成立したことをめぐり、NHKの「日曜討論」で、与党側は、国会審議で指摘された問題点などを踏まえ制度の詳細について検討を急ぐと強調しました。

これに対し、立憲民主党などは、拙速な審議で法律を成立させたと与党側を批判するとともに、働きながら技術を学ぶ現行の技能実習制度の改善などを求めました。

自民党の萩生田幹事長代行は「技能実習制度が、あちこち穴が空いているのではないかということなので、政府と一体となって、しっかりとした管理体制を作っていけるよう厳しくチェックしていきたい。

社会保険や帯同する子どもたちの教育の問題も重く受け止め、厳格な制度を作っていきたい。

外国の皆さんと寄り添いながら、日本で生活し働いてもらえるよう、きちんとした方針を示していきたい」と述べました。

公明党の斉藤幹事長は「野党が指摘した問題点はわれわれも知らないところがあったし、技能実習制度に内在している問題点もしっかり把握していきたい。

今、世界で人材の奪い合い競争になっているので、日本を選んで来てもらえるような魅力的な制度にしなくてはいけない」と述べました。

立憲民主党の福山幹事長は「技能実習制度の問題点の把握は当然だが、事実を明らかにせず、法務省は実態とは違う答弁を繰り返した。

どういう制度を作って総合対策をするのか、法律の施行前に開示して、審議できる時間を作ってもらいたい。運用をしっかりチェックしていきたい」と述べました。

国民民主党の平野幹事長は「技能実習制度の在り方について、氷山の一角だけが出てきたが、全体を把握しないと、それ以外の人は大丈夫だということではない。

過酷な労働条件を懸念しており、そこをしっかりさせたうえで、具体的にどういう問題点を解決するのかに尽きる」と述べました。

共産党の小池書記局長は「法案の採決を強行してから実態調査をやるのは本当にあべこべだ。政府がやるべきことは、足元で起きている事態を放置せず、外国人労働者の雇用と人権を守ることに全力を挙げることだ」と述べました。

日本維新の会の浅田政務調査会長は「技能実習制度の運用の厳格化が必要だ。立ち入り権などがなく報告を求めることができるだけでは実態は分からない。技能実習制度の法律を改めていくことを同時にやらないとだめだ」と述べました。

自由党の森幹事長は「税金で賄っている部分が多い社会保障や教育も、国民が納得できるような制度を提示できるのかといえば、何も決まっておらず、あまりにもむちゃくちゃだ」と述べました。

希望の党の行田幹事長は、「労働者を送り出す国は、日本と協定を結んだ国に限定する制度にしたほうがいい。それによって悪質ブローカーを排除する体制が整う」と述べました。

社民党の吉川幹事長は、「共生に必要な自治体の受け入れや、家族同伴の場合の子どもの教育、年金や介護、医療の問題を、すべて政省令に丸投げするのはあまりにも乱暴だ」と述べました。
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生産・建築現場から、共存共栄「平成」への進化

2018年12月09日 | 日記
生産・建築現場での現実から、共存共栄・平成の社会へ

皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。

ところで、生産工場・建設企業での人手不足は深刻です。

他にも、介護や宿泊・造船・飲食業・農業など、多数の業種における大幅な人手不足が伝えられて久しい。

もちろん、大学や予備校・専門学校・学習塾などの子供や少年相手の教育サービス業でも、深刻な少子化の影響を受けています。

そういった国内の深刻な労働力不足や顧客不足に対して、それなりの対策は取られてきてはいますが、抜本的な解決策はなく、ほころびの多少の繕いが為されているに過ぎないと思われます。

今回の外国人材受け入れ拡大策にしても、数年から十年先に予想されている人手不足を十分には補うものではなく、人数的には、せいぜい3割程度の補充を予定しているものでしかないと言われています。

そこで、各種の現場での合理化や省力化・機械化などが併用されなければならないのですが、まだまだ人工知能やロボットで何もかもが置き換えられるほどには、科学技術も細部に至るまでは進化していません。

そこで、国内だけでの事業拠点の設置や運営、人手や顧客確保策では足りないことが明らかで、生産や販売面などで、既に海外に進出している事業や企業も多くあって、そういった意味の国際化は全く珍しくもありませんが、それでもなおかつ労働力や顧客不足が嘆かれているのが今日の状況です。

陸と陸との間に海や山川などの物理的な障害があって、それらが国境線となっているという時代は、もう遠くに過ぎ去ったのでしょう。

どちらかといえば、現在では、国境は、言語や文化・宗教などの違いによって形成されているという面が強く残っています。

しかし、その社会的な次元での違いによる壁すらも崩して、国境線を全く意識しないで行き来がしやすいようにしてゆかねばならない状況が来ています。

つまり、究極的な人手不足(労働者と顧客)の解消には、言語や文化・宗教などの壁を崩し、平らな社会を実現してゆく方策を、真剣にかつ具体的に模索してゆくべき時代になっているのでしょう。

ということで、海外からの人材の大量の獲得という目標を達成するには、言語や文化・社会の仕組みの上で、お互いの違いを認識しつつ、なおかつ寛容と共栄共存の精神で、差別なく協力し合うという姿勢と方針を具体化してゆく必要があるでしょう。

昨日において、外国人材の受け入れ拡大の法律が制定されたことを機会に行われた菅官房長官のスピーチにおいて、「今後、我が国は、外国人に選ばれる国に進化しなければならない」という言葉は、そういう意味で、非常に適切な対応姿勢を示しているものと思われます。

我々、国民・庶民の立場でも、そういった平らな人間・人種関係を外国人との関係で意識的に構築してゆく必要があるでしょう。

かくて、正に「平成」の最後の年において、日本国民と外国からの人たちとが、「平らに成って」今後の国づくりのために協力し合うという姿勢が望ましいと思われる時代が到来したことを歓迎します。

私ども、岡村ゼミナール&CJA日本語学校は、そういった社会の大きな変革時期において、その変革の精神や姿に適した教育ビジネスを展開してゆく所存です。

皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。

平成30年12月9日 日曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎
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ブログ記事の閲覧者数の推移についてのご報告と御礼

2018年12月09日 | 日記
【ACE KIDS ACADEMY】のアクセス・ランキング

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング

2018.12.08(土) 661 PV 283 IP 3464 位 / 2849201ブログ

2018.12.07(金) 583 PV 240 IP 3694 位 / 2849127ブログ

2018.12.06(木) 471 PV 192 IP 4972 位 / 2849021ブログ

2018.12.05(水) 549 PV 250 IP 4573 位 / 2848936ブログ

2018.12.04(火) 552 PV 284 IP 4550 位 / 2848845ブログ

2018.12.03(月) 507 PV 295 IP 4550 位 / 2848722ブログ

2018.12.02(日) 612 PV 286 IP 3813 位 / 2848599ブログ

過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

日付 閲覧数 訪問者数     ランキング
2018.12.02 〜 2018.12.08  3935 PV 1830 IP 4182 位 / 2849201ブログ

2018.11.25 〜 2018.12.01 3918 PV 1598 IP 5086 位 / 2848520ブログ

2018.11.18 〜 2018.11.24  4281 PV 2186 IP 2951 位 / 2847819ブログ

各位

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、日本語教師養成講座・開講は、私ども岡村ゼミナールにとっては、今までの学習塾や早期知能開発:

ACE Kids Academy(珠算・習字・英会話・ロボット科学教育講座)などにおける顧客対象とは全く異な

り、社会人を対象とする初めての事業分野ですので、大きなリスクを背負っての正に「挑戦」の日々が続いています。

そこで、少しでもCJA日本語学校や日本語教師養成講座・開講について、広報を行い、知名度を上げてゆく必要があります。

その有効な手段の一つとして、スマホやパソコンが、個人や家庭に深く浸透している今日では、一人でも多

くの世間の皆さんに興味のあるブログ記事を書いて、それを読者の皆さんに見ていただくという手法があります。

SNSには、フェイスブックやツイッターというパイプ等もありますが、こちらは不慣れで苦手です。

私のブログ記事は、元々が社会人対象ですので、日本語教師養成講座の広報は、このブログが適しています。

岡村ゼミナールには、学習塾としては際立つ特徴になりますが、本部に、自前での「高度なレベルのスタジオ設備」が整っていますので、それを利用する手法も採用しています。

現在は、CJA日本語学校の教務主任や事務局長・柳瀬二郎先生が、知恵を絞ってスタジオでの動画制作に励んでいます。

しかし、これらの広報手段は、いずれも忍耐強く継続しなければ閲覧者又は視聴者数を伸ばすことができま

せんが、たまたま世間の人たちの興味を大きく引くような題名で、インターネット又はユーチューブ上に

アップできた時は、すごい数の読者数に恵まれます。

普段は、なかなかそういう幸運もなく、ひたすら、ターゲットにしているテーマで書き続けたり、制作した

動画をアップしてゆく努力が続くのみです。

今日のお知らせは、それでも、とりわけ毎日のブログ記事への訪問者数が250名前後に成長していることについての皆様への御礼を申し上げる内容です。

例えば、1年前での、主には早期知能開発:ACE Kids Academyの広報・宣伝のためのブログ記事時代にお

いては、通常150名前後で推移していましたので、今では、世間の皆さんが非常に大きな関心を抱いておら

れる外国人材の受け入れ拡大や日本語学校関係の記事をも多く扱っていますので、250名前後へと成長しているのだと思います。

基本的には、記事の種類やターゲットが拡大し、そのために読者数が増えているのだとは思いますが、日々

ささやかな喜びを感じて励んでいます。

では、今後共宜しくお願い致します。

                       12月9日(土)   
                       岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎



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