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トーマス・クラウン・アフェアー ’99 アメリカ

2005-07-05 | ミステリー&サスペンス
本作品は、’68のスティーブ・マックイーンが主演した『華麗なる賭け』のリメイク版である。

今回はニヤケ顔のピアース・ブロスナンが、ルパン三世も驚くような盗人を演じている。
『007』で見せた肢体や、あざやかな腕前を惜しげもなく披露していた。

それよりもカッコイイのが、ヒロイン役のレネ・ルッソ。
役柄は地味目に、保険会社の調査員である。(彼女はちっとも地味ではないが。)
アップになると、やや老婆顔が入っているが、いやいやなんの、あんなシースルーのドレスを堂々と着こなせるんですから、あっぱれです!

いわゆる敵同士となる二人が恋におちてしまい、無駄な駆け引きをし合っていた。
あんなに強気だった彼女が、どんどん恋する乙女(!)に変わってしまうのだから、このニヤケ・・・いや、トーマス・クラウンさん、男冥利につきることでしょう。(笑)

さて、本作品の大事なところ。
盗んだ絵画をどうやって、美術館へ戻したのか!?
へぇー、そういう手がありましたか!

このニヤケ・・・いえ、ピアース・ブロスナンさん、最後までお相手をハラハラさせる心憎いやり方は、『007』だけで十分です。(笑) 


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