あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

ドライバーアップデート

2018年12月17日 23時27分05秒 | 写真

  

私の使っているグラフィックボードは「ELSA geforceGTX1050Ti」である。

通常、ドライバーをアップデートするときは、販売元の「ELSA」のサイトに

アクセスする。当たり前だね。

しかし、アクセスすると「ドライバーはNVIDIAのサイトからダウンロードしてくれ」と

アナウンスされている。

どういうことか。

これを見ると、「ELSA」という文字は、どこにもない。

  

グラフィックボードは、核となるグラフィックチップに電源回路などを付け足した

ものである。

今回の場合、核となるチップが「NVIDIA Geforce GTX1050Ti」なのだ。

ボードメーカーには「見本」となるリファレンスボードが配布され、安定を重視

するメーカーは、電源回路を強力にし、冷却ファンを大きくする。

値段を重視するメーカーは、安いパーツなどで作成するわけだ。

言い換えれば、リファレンスボードに忠実に作れば、NDIVIAが配布している

ドライバーで動作してしまうのだ。

ボードメーカーにとっては、ドライバー開発費の削減、ドライバーCDの廃止など、

メリットがいっぱいある。

だから、今はこれが主流なのだ。

  

NVIDIA側もわかっていて、初心者でも簡単にドライバーのアップデートができる

Geforce Experienceというツールを無料で配布している。

このツールがPCに組み込まれているチップを判別し、適当なドライバーを

インストールしてくれる。

  

このように、片方がドライバーの開発をはじめから断念している場合はいいが、

時として、同時に開発している場合がある。

私のブルーレイドライブはBUFFALO製なのだが、知っている人は知っているが、

BUFFALOは内部のドライブ本体は製造していない。

私のはパイオニアのドライブだ。

デバイスマネージャーには、そのパイオニアドライブが表示されている。

Windowsシステムに渡す情報データーに「パイオニア」と入っているんだろう。

  

しかし、このドライブ、パイオニアからもバッファローからもドライバーが提供されていた。

「だったら、どっちを使うの?」

バッファロー一択である。

なぜなら、ドライブ周りの違いはパイオニアには、わからないからである。

しかし、困ったことが発生した。

販売元のバッファローが「この製品のサポートは終了です」とドライバーの

提供をやめてしまったのだが、パイオニアでは、その後もしばらくドライバーの

提供をしていたのだ。

その場合は、自己責任でアップデートするか、アップデートを諦めるしかない。

まあ、私を例にすれば、それでおかしくなったことはないけどね。

  

ここまで書いていくと、「俺は、とりあえず動けばいいから、現状に不満はないし」

という方がいると思う。

冒険をして、おかしくしたくないという気持ちは、すごくわかる。

しかし、それで損をする場合もあるのだ。

今のブルーレイドライブの話だと、発売時にはまだ一層だったのだが、

しばらくして二層のブルーレイディスクが発売になる、という話をきいた。

うわー、失敗した、と思ったのだが、ソフトウェアだけで切り替えできるとの話。

もしかしてファームウェアのバージョンアップで乗り切れるのか?

結果、対応してくれた。

知らない人は、買い換えていたかもしれない。

  

ちなみにメーカー製のパソコンに付いてくる「一発ドライバーアップデート」

みたいなソフトは、最新よりちょっと古いドライバーをインストールする傾向がある。

最新版はメーカーで検証が終わっていないのだ。

そんなのを配布して、サポートセンターがパンクしたら大変だからね。

  

最後に、何でも新しければいいってもんじゃない、という話。

私は、DVDの容量に不満だったので、ブルーレイドライブが発売になった時、

すぐに購入した。

「よっしゃあ、さっそく焼いてみんべ」といきがったが、いつも使っているソフトが

「動作対象外のデバイスです」の表示。

新しすぎて、ソフトが対応していなかったのだ。

このソフトが対応したのは、半月後だった。

 

 


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