30年前のオー・ド・トワレを復活させます。
用意する物。
100均で買ったアトマイザー
同じく100均で買った化粧品用スポイト
薬局で買った局方エチルアルコール。
当たり前だけど、メチル、イソプロピルはダメよ。
オー・ド・トワレの中身をアトマイザーの半分
くらい入れ、残りをエチルアルコールを入れます。
早い話が、薄めるわけです。
30年も経つと、オー・ド・トワレのアルコール
が自然蒸発して、濃度が濃くなってしまって
いるのです。
「それでもいいけど」という方は、薄めずに
使ってください。
私は、正常な濃度が好きなので薄めました。
完成。
素朴な疑問として、フレグランスって、そんなに
長持ちするの?ってことだけど、あくまでも私の
経験則だが、今まで数十年保管してきて、香りが
おかしくなった、というものは1つもない。
かなりの年数、もつのだ。
ただし、コスメ(化粧品)に分類されるものは、
消費期限がある。
含まれている成分のためらしい。
勘違いしないように、お願いします。
パッケージに、消費期限のあるものは、その日付
が記載されています。
あと、かなりの期間もつ、といいましたが、分析
器にかければ違いは当然でるわけで、それも私の
感覚上違いがわからない、というニュアンスです。
それと、香りの成分には経年劣化のほかに、
紫外線によって変質してしまうものもあります。
このような場合は、濃度を調整したくらいでは、
元に戻らないので、あきらめてください。
香りの成分の中でも、劣化の速度の違いで、
普通の製品とは違う香りの残り方、ミドルノート、
ラストノートと言うのですが、それが出る場合が
あります。
従って、どこまでで「戻った」とするかは、本人
の納得のしかた次第なので、あしからずご了承
ください。
「直接、元ビンにアルコールを入れた方が簡単じ
ゃね?」
たしかに、そうなのですが、間違って薄めすぎた
場合、またしばらく、蒸発させなければならなく
なるので、小瓶に小分けして、様子を見ながら薄
めていきました。
腕(鼻?)に自信のある方は、一発勝負でかまわない
ですよ。
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