DTCP-IPの落とし穴
先日、簡単に「地デジの放送録画を他の機器で見る」と言いましたが、
じつはそう簡単ではなかったのです。
地デジの映像データーには著作権情報が含まれており、著作権保護機能
のDTCP-IPというプロトコルに対応していなければなりません。
しかも、映像信号が流れる回路すべてが対応していないといけないんです。
主に、モニター、グラフィックチップ、再生ソフトなどです。
バイパスして映像信号を抜かれるのを恐れての措置だと思います。
アナログではその様なことはありません。
「悪い画質だったらいいですよ、勝手にどうぞ」
というスタンスでしょうか。
いやな感じですよね。
でも近年中にアナログ出力が禁止になるようですよ。
せちがらい世の中になりましたね。
私はパーツ購入の際その事を意識して購入したので問題はないのですが、
ちょっと前のPCで対応が不安の方は、周辺機器メーカーから無料の
診断ソフトをダウンロードすることができますのでチェック
してみてはいかがでしょう。
NASのDLNAサーバーを稼働させるため設定をしていたところ、
エラーでストップ。
うん?「DTCP-IPの更新に失敗しました」
更新って?更新がいるのかよ。
ってことはNAS単体でネット接続してるわけ?
あわててNASのネットワーク設定を確認。
案の定、DNSとデフォルトゲートウェイが空欄のまま。
これじゃあネット接続できるわけない。
ルーターのアドレスをセットして無事更新完了。
たまたまネットに少しくわしかったから解決できたけど、
取説のどこにも説明なかったぞ。
初心者にはハードル高くね?
おら知らねーよ。
さて、HDDレコーダーに貯まった録画画像をNASに移しますか。
両方ともDTCP-IP対応ですからね。
しかしメニューのどこにも移動の項目がない。
DTCP-IP対応でも移せるのはブルーレイディスクのみでした。
LANムーブ対応は次モデルから・・・
またもや、うがー!!!
しかたないので、一度ブルーレイディスクに焼いて、NASに直接
ぶち込むという裏技的な方法にトライ。
しかし焼いてみると、映像データー本体の他に複数のファイル
があることを発見。
とりあえず本体のみをコピーしたが映像データーとして認識せず。
しかたないのでファイル全体をコピーしたが、これまた認識せず。
打つ手なし。
結局、NASがあるのに録画画像はHDDレコーダーに貯めるしか
方法がないの?
画質の劣るフリーの画像しか入れられないのかよ。
これじゃあ、NASの意味なし。
新しいHDDレコーダー買えってか。
これではIT貧乏だよ。
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