あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

志ぐれ亭

2013年01月09日 00時53分40秒 | グルメ

 

山都町のそば屋さんから頂いた2013年のカレンダーを見ていると、

會津蕎匠会のメンバーの店の名前がたくさん書いてありました。

「行ったことある・・・ここも・・・ここも・・・?」

まだ行ったことがない店を発見。

しかも家から近いじゃありませんか。

これは行かなければなりませんね。

ということで今回は志ぐれ亭におじゃまします。

 

場所は、喜多方市には「喜多方プラザ」という多目的ホールがあるのですが、

その前の道路をどこまでも西に進むと、山沿いの道路とつながります。

今度はその山沿いの道路を北に向かって進むと、左側に見えてきます。

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天気が良くて雄国連峰がきれい。

Cimg0296

  

最初にお断りしておきますが、志ぐれ亭さんは「そば屋」さんではありません。

懐石料理屋さんだそうです。

ですから、そば以外の料理のほうが多いです。

もちろんそばには自信があるようですが・・・

料金も一般的なランチよりはちょっと高めのような感じがします。

メインは夜の宴会なんでしょうね。

場所的にも、ちょっと立ち寄るって感じではないです。

  

建物は西会津にあった築100年の民家を移築したそうです。

Cimg0297

柱や梁が太くて立派です、さすが古民家。

今ならぜったいこのような家は建てられません。

  

私が最初のお客さんで、まだ部屋のセッティングができてないという

ことで、それまで女将さんと話しをしていました。

女将さんは喜多方市では老舗の仕出し屋さんの娘で、いかにも育ちが良い

というオーラが出ていました。

「昔はですね、**銀行があるところに私どもの『屋敷』がございましたのよ」

とか言ってました。

普通の人は家を「屋敷」なんて言いませんよね・・・

会津若松市より喜多方市の方が電話の開通が早かっただの、無理矢理磐越西線

をスイッチバックにして喜多方を通しただの、逓信省から好きな電話番号を

選んで良いと言われたとか、昔の「旦那衆」のハイソな世界のお話を

聞かせていただきました。

ある意味、お腹いっぱいです。

そばは別腹で食べましょう。

  

部屋の準備ができたようです。

では、何を食べますかな。

ご主人にそばメインの中でお勧めを聞いてみました。

「志ぐれ膳」がお勧めということで、それに決めました。

Cimg0298

 

しかし神棚の前で食事ですか・・・まぁ、慣れましたけどね。

Cimg0299

 

そばが来ました。

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そばは地元のアマチュアそば打ちグループの人に打ってもらっているそう

ですが、どうして大した腕前ですよ。

イベントで販売もしているそうです。

そば粉は會津蕎匠会のメンバーですからもちろん「あいづのかおり」です。

十一(外一)だそうです。

ちなみに十一とは、十割のそばに一割にも満たないほどの一握りの

つなぎを使用して打っているものです。

普通にうまいです。そばが自慢というだけあります。

  

普段はオマケには興味がないのですが、懐石料理店ということでピーナツ豆腐

なるものが気になりました。

食べてみると・・・予想に反して甘くないです。

でも、ピーナツの香りはします。

へー、なかなかいけますね。

胡麻豆腐のピーナツ版ですかな。

  

もし宴会などの予定があったら行ってみてもいいかもしれません。

ランチも、もちろんお勧めします。

ただ、夜は予約しないと食べられないかもしれません。

注意してくださいね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
志ぐれ亭さんは3回ほどおじゃましたことがありますが (yuki)
2013-01-09 04:02:20
志ぐれ亭さんは3回ほどおじゃましたことがありますが
移転してからは未だ1度もありません
ここで出すソバも結構イケますね (^.^)
返信する
yukiさん (abechan)
2013-01-09 21:56:25
yukiさん

新しい場所は、冬は危険ですよ。
除雪車が走っていないと、行けません。
どこが道やら田んぼやら・・・
返信する

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