あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

Adobe CCがバージョンアップ

2016年12月18日 05時06分03秒 | 写真

  

私は写真撮りなので、Adobe Photoshopがマストアイテムだ。

これがないと始まらないくらい重要なものだ。

それが、2年ぶりにバージョンアップした。

知っている人もいると思うが、CC(クリエイティブ・クラウド)に

なってからはパッケージ販売、という形はなくなった。

ライセンス契約で使用料を払うのだ。

もっとも、販売されても高くて買えませんがね。

「いつまでたっても自分のものにならない」という不満はあるが、

月の使用料を払っている限り、たとえバージョンアップしても

自動的に最新版が配布になり、新たに購入する必要はない。

マイナーアップデートも自動で行われる。

しかし、古い人間なのか、手元に箱、取説とディスクがないと、

金払ってソフト買ったあ、という気になれないんだよね。

まあ、仮にパッケージ版を購入しても、所有権が移動

するわけではなく、ライセンス契約には違いないんだけどね。

  

よく、オンライン上でサーバーのソフトを使用する、と

勘違いしている人がいるが、それは違う。

ちゃんと、ダウンロード配布されてPCにインストールできる。

起動の際にサーバー認証しているわけだ。

オフラインでもある程度の日数は作業出来るようになっており、

ネット環境がないと作業できない、ということではない。

  

で、その料金だが、私の払っている一番安い料金プランは

980円/月だ。

年間、約12,000円の支払いになる。

全部入りのプランは4,980円/月だ。

とても、そんな金額は払えない。だいたいイラストレーター

なんて使わねえし。

そんで、それは高いの?安いの?ということだが、

まあ、妥当な線だと思われる。

本来Photoshopは高額ソフトである。

仮に120,000円だとする。

そうすると、10年稼働してもらわないと980円/月と

同じにならないのだ。

同じバージョンのソフトが10年稼働した、という話を

聞いたことがない。

当然、ソフトメーカーは新しいバージョンを発表するし、

「いや、古いバージョンでいいっす」とがんばっても、

メーカーが10年間もサポートするとは考えにくい。

  

またOSが新しくなり、古いソフトが動作対象外になったらアウトだ。

言葉は悪いが、OSのバージョンアップはソフトメーカーに

とって大きなビジネスチャンスだ。

この機会に新しいバージョンを購入してもらおうと思っている。

お荷物の旧バージョンはさっさと動作対象外にしたいのだ。

そう考えると、ライセンス契約も悪くない気がする。

  

しかしAdobeのこの戦略は他のソフトメーカーの

脅威になると思われる。

なぜなら今まで、

「Photoshopのような高くてプロの使うヤツ、いらないよね?」

として廉価なフォトレタッチソフトを販売してきたメーカーが

たくさんあるからだ。

でも「980円/月で使えるなら、使ってみっかあ」

という人もかなり出てくるような気がするのだ。

興味のある人は使ってみてはいかがでしょう。

よく「俺には使いこなせねえ、ムリ」と言う人がいるが、

それは違う。

スポーツもある程度の道具を揃えた方が上達が早いという。

大は小を兼ねる。

初心者は初心者なりの使い方をすればいいわけで、

慣れてきたらステップアップすればいい。

 

しかしさあ、バージョンが新しくなったら、細々とした

設定が初期設定に戻されてるって、どうよ。

Adobe社ともあろうものが、信じられん。

まだ、バグも多いし。