あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

本格的にスキャンするなら、これだな

2016年05月05日 03時33分03秒 | 写真

  

元来、私は他人にはあまり物を勧めない。

人それぞれに、価値観が違うからだ。

しかし、多くの人が良い、と思う物はやはり勧めるべきかな。

それがこれ、VueScan。

いわゆる、スキャンするアプリだ。

スキャナーを買うと付いてくる、メーカー自社製の

スキャンアプリで十分、という方はこの記事を

読み飛ばしてくださって結構です。

  

そもそも、スキャナーの性能は値段、メーカーにより

バラバラなのは事実なのだが、同じスキャナーなのに違う

アプリでスキャンしただけで良くなるものなのだろうか。

答えは、良くなるのだ。

そのかわり、これから紹介するVueScanは高性能な分、

設定項目が多く、ある程度の画像ファイルの知識が必要だ。

ですから、画像をレタッチする前の元ネタ(ソースファイル)を

少しでも良くしたい、という人以外はスキャナーのオマケアプリで

十分なので、そちらを使ってください。

  

このアプリの特徴。

その1。

数千種類のスキャナーに対応している。

OSをアップグレードしたのだが、スキャナーが古いため

メーカーに対象外にされ置物になっている、という人いませんか。

このアプリは古いスキャナーも対象になっているので、動く可能性大だ。

対象のデバイスはオフィシャルサイトに載っている。

ほぼ全て、と言っても良い。

その2。

細かいデバイスコントロールができる。

例えば、スキャン対象に当てる光の量を加減できる。

自社製アプリが「そこまでは、いらないだろう」と思うような

設定もできるようになっている。

たぶん、直接スキャナーにコントロール信号を送っているため

できるのだと思う。

オリジナルドライバーなのだ。

例えば、年賀状印刷アプリではメーカーごとの違いはあっても、

プリンタードライバーはエプロン製なりキャノン製をそのまま

使っているから、印刷に関する最終設定はプリンターメーカー

が設定したこと以外できない。

これが、普通なのだ。

  

マイナスポイント。

その1。

値段がちょっと、高い。

たかだか18MBのアプリに1万円近く出せるか、ということだ。

これまでの紹介で、出せるか出せないか各自判断してください。

無料版もあるようなのですが、どこまで出来るのかわかりませんので、

興味のある方は各自で調べてくださいね。

その2。

ヘルプ、マニュアルの日本語が変。

ドイツ人の個人が開発しているようなので、アプリは日本語に

対応しているのだが、たぶん有志の提供した言語パックを使っているはず。

マニュアルまで手が回らないのだろう、自動翻訳の変な日本語だ。

ニュアンスと自分の経験とネットの力を借りて解決するしかない。

  

ではオフィシャルサイトからダウンロードしてインストール。

ここでのポイントはアプリを起動する前に、スキャナーの電源を入れることだ。

逆になると、メニュー内容が変わってしまう。

電源をポチッ。

あらっ、私のスキャナーはUSB接続なので、電源を入れたらPCが認識して

ウオーミングアップ動作をするはずなのだが・・・・動かない。

しかたなくマニュアルで認識させることに。

エプソンの純正ドライバーはアプリのインストールと同時だ。

お行儀が悪いね。

もっとも、ドライバーだけのインストールなんてエプソンの

想定外なんだろうね。

しかし、認識させるだけのために、使わないエプソンのスキャナーアプリを

インストールするのはくやしい。

なんとか、ならないものか。

そこで考えたのが、ドライバーのフォルダの中の

.infファイルを右クリックしてインストール。

通常はSetup.exeをダブルクリックするのだが、それだとアプリまで

インストールされてしまう。

うおっ、動いた。どうだ!

  

アプリを立ち上げるとこんな画面。

ちゃんとスキャナーの名前がでているよね。これが対応している証拠。

主にフィルムスキャンに使うことを勧めします。

プリントなどの反射原稿スキャンなどには、もったいないスペックです。

さて、これから細かい使い方、と言いたいのだが、説明すると

とんでもない量の原稿になるので、これ以上は専用に説明している

サイトを参考にしてください。

あくまでも、紹介ということで。

 

コメント
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