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あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

BOIS DES ILES(ボワ・デ・ジル)

2017年05月15日 00時54分12秒 | シャネル フレグランス

    

今回もゼクスクルジフのシリーズです。

やっと、知っている製品が出ました。

これは、解説本、ムックなどで「過去のシャネル製品」に

たびたび登場します。

過去に実際に販売されていた、と確認できるものです。

なんと、1926年発売だそうです。

No.5から5年後ですね。

と、いうことはシャネル本人も香りを確認しています。

私の読んだ本には「名香」と書いてありましたよ。

「だったら、なんで今でも売ってないんだよ」という

突っ込みはしないでおきましょう。

  

- シャネルオフィシャルサイト より -

  

直訳すると「樹の島」。勉強不足でこれが何を

意味しているか、わかりません。

オフィシャルサイトではウッディー系としているので、

それを意識して調香されたのかもしれません。

それだと「樹の島」も納得ですね。

  

ラストノートが葬儀屋臭いな(笑)、と思っていたのですが、

サンダルウッド(白檀)だったんですね。

意外とこの香りはね、後までも残るんだよ。

タンスの匂い袋を想像してみてください。

  

香りは昔のシャネルの定番、「甘く爽やかな香り」が

ベースになっています。

No.5からの流れですね。

ですから、No.5が嫌いでなければ、受け入れられる香りです。

あとは、ミドル、ラストがちょっと違うので、好みの問題です。

逆に、わざわざ限定の販売店まで行って、これを買う必要性に

疑問を感じるんだよな。

No.5、COCOあたりで十分のような気がする。

まあ、試しにどんな香りなのか、テスターで確認してみるのも

悪くはないけどね。

ちなみにですけど、私はウッディー系とは思いませんでしたよ。

普通の女性の香り(笑)という感じ。

  

おまけ

  

土屋太鳳、広瀬すず、有村架純の区別がつかん・・・

 

 


CUIR DE RUSSIE(キュイール・ド・ルシー)

2017年05月13日 01時13分39秒 | シャネル フレグランス

  

ゼクスクルジフシリーズのキュイール・ド・ルシーです。

ルシーとはロシアのことです。

初代調香師のエルネスト・ボーがふるさとをイメージ

した香りだそうな。

なにせロシアに行ったことがないもんで(笑)、どこがロシア

なのか、わかりません。

女性用ではめずらしいレザー(革)ノートです。

これも、実際に発売されていました。

1927年発売です。

オフィシャルサイトでは、たばこ、革の香りとか

書いてありますが、私はそんな感じは受けませんでした。

じゃあ、どんな香り?と聞かれると

「うーん、まあ悪くない香り」

と言うしかない。

欠点はないのだが、生き残るための個性もない、と

いう感じなのだ。

すべてにおいて平均点。

だから、消えたのかな。

実用的というよりは、コレクターズアイテム。

あえて、クラシックな香りを、というなら話は別だが・・・

  

今風のビビッドな香りを想像すると、当てが外れる。

シャネルの大ヒットパターン、甘く優しくこもった香りがベース。

このパターンのおかげで、かなりの時代を乗り切った。

王道、いや黄金のパターン。

これがベースになっているために、大ハズレはしない。

ただ、今ではちょっと時代遅れの感は否めない。

 


1932

2017年05月09日 03時12分57秒 | シャネル フレグランス

 

今回は、ゼクスクルジフのシリーズから「1932」です。

そもそも1932って何?ということだが、1932年である。

この年に、シャネルはジュエリーコレクションを開いている。

オフィシャルサイトにも「ダイヤモンドの輝きをまとった香り」と説明が

あるとおり、このコレクションをイメージした香りだそうだ。

ネーミングが「1932」だからといって、1932年に発売されたとは

限らないのだが、私の記憶にないということは、少なくとも

30年以上は前の作品だと思う。

しかも、日本では発売されていなかったはずだ。

いや、私のような庶民には知らされていない、特別なセレブサロン限定で

発売されていたかもしれない。

どっちにしろ、かなり詳しい本にも登場しない作品なので、

けっこうレアものだったはず。

2007年にゼクスクルジフシリーズが発売開始されたので、その時

まとめて数種類、発売になっているのかもしれない。

  

ゼクスクルジフのシリーズは初代のボーから現役のオリビエ・ポルジュの

作品まである。

1932年のイメージで2007年に制作した、ということも

十分にありえるのだ。

しかも売れ筋ラインに乗らないのであまり広報もされない。

マニア泣かせのシリーズなのだ。

  

私にはその「ダイヤモンドの輝きをまとった香り」というのは理解できない

のだが、第一印象としては、

「うん?今でも通用するんでね?」

という感じだ。

説明によると、ペアー グレープフルーツ、アイリス、ヴェチヴァーが

配合されているらしい。

今のフィーリングと合ってる。

制作された時代が、初代・2代目あたりだとすれば、

当時としてはかなり冒険した、ぶっ飛んだ作品だったはずだ。

しかし、偶然に時代と合ったのか、時代が追いついてきたのか、

全然、違和感がない。

三代目は引退したばかりだから、彼が制作した物なら、

時代的に納得です。

ここらへん、詳しいことはわからないです。

  

ただし、私が感じたのは、

「チャンス、アリュールと同等くらい」

であり、それ以上でも以下でもない感じだ。

もうちょっと、品があってもよかったね。

ですから、私としては、わざわざ限定の販売店に行って

これを買うくらいなら、値段的にも全国どこのシャネルコーナーでも

手に入るチャンス、アリュールをお勧めします。

  

おまけ

 

日本の車、鉄道車両などは、丈夫で故障しない、と

いうことで、日本では廃車になったような物でも、

東南アジアあたりで走っている映像をよく見るよね。

それがさあ、決まって「○○電気」とか「△△病院」とか

日本語で書いてあんの。

それくらい消せよ、と思ったのだが、実はわざと消さないらしい。

彼らにとっては、日本車はステータスらしいのだ。

「ほらほら、日本語書いてあるだろ?日本車なんだぜ!」

という訳らしい。

それで思い出したが、外人レスラーが漢字の形がかっこいい、と

いうことで、適当に選んでタトゥーを彫ったらしい。

その字が「台所」。

日本人がみんな笑うから、「何て意味なんだ?」と聞いたら、

キッチンだよ、と聞いて愕然としたそうだ。

  

耳の中は掃除をしてはいけないそうだ。

50年以上も生きてきて、いまさらそんなこと言われてもねえ・・・

耳垢も、ちゃんと耳の健康を維持する機能があるそうだ。

そして、いらなくなった組織は自然と剥離されるので、

ほっておいていいそうだよ。

特に、外国では耳を掃除すると、母親に激怒されるらしい。

 


BOY

2017年04月29日 01時00分00秒 | シャネル フレグランス

 

実は、先月銀座に行ったのはこれを買うためだったのだ。

前にも書いたが、ゼクスクルジフのシリーズは、

日本全国でも、販売している店舗が10店にも満たない。

まさかの新発売で、ある程度しかたなく銀座に行ったのだ。

それには理由がある。

 

現在、全国の「シャネルコーナー」で販売されているのは、

主要ラインナップである、有名なNo.5などである。

それとは別に、カタログにはほとんど載らないゼクスクルジフシリーズ

というものが存在する。

過去の作品の復刻版だ。

今は販売していないが、発売当時、話題をさらったものたちである。

簡単に言えば、コレクターズアイテムだ。

シャネルといえども会社であるから、普通は原価や売値の計算などを

して市場に投入する。

利益を出さなければばならないからね。当然だ。

しかし、このシリーズは原価を考えずに、調香師の思いのままに

作ってもらう的な要素もある。

「こんなに高くなったら、売れないよ」

ということが、無視されているみたいな感じである。

だから、それなりの値段がする。

「でも、好きだったら買うんでしょ?」

と、いうわけだ。どこの世界も同じだ。

こういうものに市場原理は働かないのだ。

販売店舗が限定されているのも、うなずける。

 

上記のように、復刻版であるから「新たに復刻された」と

いうものは存在しても、「新発売された」というのは

存在しないと思っていた。

しかし、MISIAもBOYも新発売だ。

BOYは現役のオリビエ・ポルジュの作品だ。

「おいおい、だったらメインの販売ラインに乗せろよ」

と言いたいが、ゼクスクルジフシリーズの中でも、

BOYだけ、少し高い。

材料が高いのか、工程が多いのか、はわからない。

普段使いできない値段なのだ。

だからゼクスクルジフシリーズにしたのかもしれない。

ここからは、あべちゃんの推測だが、

「調香師になった以上は、ゼクスクルジフシリーズに自分の

 作品を1つくらい入れたいよな。

 値段?そんなの無視。歴史にのこる名香になれば、それでいい」

新人の調香師がそう思っても不思議ではない。

 

肝心の香りだが、以外と保守的だ。

現役の調香師だから、今風なのかと思ったが、王道を外してない。

かなり上品な香りである。

ゼクスクルジフシリーズは主要成分が明かされていない。

No.5などはスタッフ用に主要成分表というものがある。

どんな花の成分が含まれているかわかるのだ。

もちろん全部ではないが、ある程度わかる。

しかし、ゼクスクルジフシリーズは「いい香りなのだが、何の香りだろ?」と

いうパターンがほとんどだ。

BOYも、あべちゃんが嗅いだ感じでは、

「グリーンノートではないし、ウッディでもない。フローラル系?」

くらいしかわからなかった。

オフィシャルサイトには「ネロリ、グレープフルーツ、ラベンダー」の記述がある。

まあ、落ち着いた上品な香りということに尽きる。

ただ、つかみのトップノートのギャル臭がちょっと気になる。

ある程度飛んだミドルあたりから落ち着いた良い感じになる。

あとは好みの問題なので、サンプルで確認していただくしか

方法はない。

ちなみにBOYは、香水がなく、オー・ド・パルファムは容量が

2種類あります。

ほかのゼクスクルジフシリーズはオー・ド・パルファムの容量は

1種類のみだったはず。間違っていたら、ごめんなさい。

 

ちなみにBOYとは「少年」ではなく、シャネルの恋人だった、ボーイ・カペルの

ことらしい。

ネーミングのいきさつについては、オフィシャルサイトにグダグダ書いてありますので、

そちらを参照してください。

まあ、シャネル本人にとっては重要なキーワードだったのかもしれないが、

私のような凡人は、半世紀も前の、しかも他人の色恋沙汰になんの

インスピレーションもわかないんですがねぇ。

調香師ってそんなにすごいんですかねえ。

無理矢理じゃねえの?

  

おまけ

 

おまけはおまけ(無料サンプル)の話。

まず、写真をご覧になってください。

たしかに、オー・ド・パルファムのサンプルですね。

興味のない方は「それで?」となるわけなのですが、

興味のある方は「えっ、そんなサンプルあんのかよ!」となる。

そう、ゼクスクルジフのサンプルだ。

販売している店舗にしかないはず。

そう、レアなものはサンプルまでレアなのだ。

全国のシャネルコーナーにあるサンプルは、ほとんど現行ライン

のものばかりだ。No.5、No.19、チャンスとかね。

置いてない製品のサンプルはいらないでしょ、ということらしい。

いつも、うすい百貨店のシャネルコーナーの担当者が、うらやましがっていたよ。

ただし、銀座のシャネル本店に行って、「ゼクスクルジフのサンプルください」と

だけ言っても、良い顔をされないかもしれない。

なぜなら、私もサンプルを渡されたのが、お金と会員カードを渡して、

決済がすんでからなのだ。

会員番号を入力すると、その会員の購入履歴が全国どの店舗でも

表示することができる。

そう、シャネルであっても、顧客データーはサーバーでしっかり管理しているのだ。

実際、私の分をプリントアウトして見せてもらったことがある。

「こいつは、貴重なサンプルを渡すに値する人物か?」と

勝手に値踏みされているかもしれないよ。

 


ノベルティグッズ

2016年11月19日 01時00分00秒 | シャネル フレグランス

  

先月、CHANEL No.5 L'EAUを買いに郡山市まで

出かけたが、帰宅してみると郵便物が届いていた。

げっ、ノベルティグッズのプレゼント案内じゃん。

今、郡山市から帰ってきたばかりだぞ。なんて間の悪い。

ノベルティグッズなんて、お得意様感謝デーみたいなもので、

それ自体、たいした価値のあるものではないのだが、

毎年もらっているので、今年だけないのはな・・・と

思ってしまうのだ。

それに非売品だしな、とか貧乏根性丸出しで思ってしまう。

  

とりあえず、今月はもう郡山市には行けない。

電話して「キープしといて」と言ったのだ。

おまけをとっておけ、とは自分ながらよく言ったものだ。

  

先日、受け取りに行ったのだが、これだけでは往復の高速代、

食事代とかで大赤字だ。

なんとか他の用事を前倒しして出かけた。

そして、もらったのがこれ。

コンパクトサイズの鏡。

シャネルユーザーの女性なら喜ぶかもしれないが、

あいにく私は男なので、しまっておくか女房のものになるだろう。

去年のカレンダーよりはいいかな。

しまっておくものを、わざわざガソリン代かけて、高速代払って

郡山市まで取りに行ったのか、って?

そりゃあもう、コレクター根性ですよ(笑)。

プレゼント企画が始まってから今のところコンプリート。

偉くもなんともない。

  

おまけ

  

高速のPAで懲りたので、今回は地元の「幸楽苑 塩川イオンタウン店」。

まあ、幸楽苑は近頃いろいろありましたが・・・

味噌野菜らーめん餃子ランチを注文。

しかし午後5時までランチメニューって(笑)。

うん、いつもの味、と思ったが何かが違う。

麺が細い。

隣の人のつけ麺をチラ見したら、会津では普通の中太縮れ麺。

ラーメンの種類によって、麺を変えるのか?

まあ、これはこれで悪くはないけれども。

  

ほぉ、俺に2億2000万円くれるってさ。しかもメール1本で。日本、金持ちぃ(笑)。