O's Note

いつまで続くか、この駄文

粉飾決算詐欺

2006-04-10 19:48:08 | 涜書感想文
 土曜日に、生協で『クロサギ』第9巻を購入し、昨日読了。
 今回は、14日からテレビ版が始まるというタイミングから、帯には主演する山下智久君(といっても小生は知らないけど)の写真入り。
 第9巻では3本の話が取りあげられていたけど、面白かったのは「粉飾決算詐欺」。なるほどそんなやり方もあるよなあ、と感心。
 粉飾決算といえば、企業が業績をよく見せようとするあの手この手を想起しますが、そこに詐欺が結びつくと・・・。(もっとも、粉飾自体が詐欺といえなくもないけれどね。)
 そういえば、毎週チェックを欠かさない「チャングムの誓い」でも、前回放送で内部監査が取りあげられてましたっけ。「クロサギ」ではれっきとした決算書の粉飾による詐欺、「チャングムの誓い」では、帳簿作成を行っていないことに目を付けた在庫操作による詐欺。前者は「騙そうという意思を持っている」、後者は「騙すつもりはないけれど、みんながやっているのだから自分もやる」という違いはあります。でも、偶然、同じ日に見聞したので(チャングムもビデオを昨日見た)、印象に残りました。きっと講義ネタで使うでしょう(ムフフ)。