一個４万相当のバネ

わが家の玄関ドアノブはTITANという
アメリカ製の物。



わが家はハウスメーカー製なので
好んでこれにした訳ではなく
付いてきた物。




で、このドアノブ、
２年前にレバーが元に戻らなくなり、
それ以来、レバーを外して
シャフトむき出し状態にして急場を凌いでいました。

ワンたちが勝手にドアを開けれなくなったので
こっちのほうが好都合ということで
みっともないのさえ我慢すればいっかと、
使い続けてきましたが・・・

もうそろそろちゃんと直さなくては、
ということで、分解してみると～？

諸悪の根源はコレ

直径２５ｍｍほどのねじりバネ。

本来２本の爪がないと機能しないのですが、
一本折れていました。

このバネのみの販売をしているのかどうか
ネットで調べてみましたが、取扱いナシ。

どうやらアッセンブリーごとの交換でしか
対応していない様子。

んなバカな～
たったこれ一個の為に４万もかけれるか～

ということで、スプリング自作。



直径1.5mmの針金を買ってきて、
２５パイのシャフトに巻き付けて、

所定にの位置に爪をこしらえて、



細部を調整して




焼き入れ。
赤くなったら水に入れてシュ～！


３回ほど繰り返して完成～。


ロケットの部品にはなれませんが
ドアノブの部品だったらこれで充分でしょ。

おかげで４万浮いたぜ～、と
喜んでいたのもつかの間・・・

ノアノブが回される時の力の掛かり方は
想像以上らしく、みるみるバネ力がなくなってしまった。

ということで、バネ鋼を仕入れて作り直しだ。

TITANドアのバネ欠損でお困りの方、
こんな要領で直りますよ～（＾＾）