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 本屋さんに自著を並べたいという“夢”(通算No164)

2012年05月01日 07時18分31秒 | ありふれた日常
    クンちゃんブログ「原発訓」  “便利”が大好き! でも、ぜーんぶ無くしちゃうなら、“不便”でもええ!

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   本屋さんに自分の本を並べたいという“夢”


 5月を迎えた。
 新緑が輝く季節となった。

 このうつくしい風土を、いつまでも大切にし、次世代にきちんと引き継ぐ義務がある。
 間違っても、自分たちの手で損ねないようにしなければならない。

 
 さて、朝日「生活欄」に[男のひといき]というコーナーがある。
 家庭欄の専ら女性が投稿する[ひととき]欄に対応する?後発の読者投稿囲み記事である。

 その[男のひといき]コーナーに、「人生の桜、満開に」(4月29日付)と題する記事が掲載された。
 大阪の中学教員をこの3月末に早期退職された56歳の方の投稿である。
 この方は勤務先で、毎年春、校庭の満開の桜をカメラに収める役割をになっておられたとのことである。

 教員生活を振り返る内容が綴られているのだが、読み進むうちにクンちゃんは思わずうなってしまった。

  生徒との別れの日。「先生には夢がある。いつか書いたものが書物になって本屋さんに並ぶこと」と話すと、クラスの生徒がみんな、「先生の本、きっと買うからね」と笑顔で言ってくれた。いつのことになるかわからないけれど、今度は自分の人生の桜を満開にさせようと、バトンを持った第2走者が走り出した。

 うーん、本を出したい、本屋に並べたい、というのは、ほんとに典型的な夢のひとつなんだなあ、という複雑な実感である。
 ながらく原稿を書き散らしたり、本をつくる仕事をしてきて、その特質的性格(怠惰)ゆえいまだにきちんとした刊本をもたないクンちゃんにして、この方の素朴な夢のありようには共鳴する部分がある、正直。

 もちろん、この方がおっしゃるのは、出版社が出版費用を負担し、著者に印税等の対価を支払う、いわゆる商業出版のことなんだろうが、このタイプの出版は無名の書き手にとってあまりにもハードルが高い。

 そこで、なんらかのきっかけがあると、このようなお方は、著者が出版費用を負担するタイプの出版に大きく興味を抱くことになりやすい。


 出版費用著者持ちエディションの功罪は、当クンちゃんブログのメインテーマである。


 大きな声では言えないが、夢は夢として、いつまでも持ち続ける幸せもあるのではないか。



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