加茂郡東白川村を舞台にした記録映画『鳥の道を越えて』。
第56回科学技術映画祭の最優秀賞・総理大臣賞に選ばれましたね!
今井監督がおじいさんから聞いた、かつてこの辺りにあった「鳥の道」を探す旅に出るというドキュメンタリーです。
8年間かけてじっくり制作された映画。
私も見ましたが、本当によくここまで調べたなーとただただ感心しました。
表現が正しいかはわかりませんが、すごい高度な”自由研究”だな。と思ったんです。
というのは、監督の「鳥の道ってどこにあるんだろう?」という純粋な子供のような疑問がベースになっていて、あらゆる方法で答えに近づいていくんです。そんな様子がわくわくします。
東濃地域に古くから伝わっていたかすみ網猟。
私も以前、八百津の方に渡り鳥猟の話を聞いたことがあります。
渡り鳥の大群がやってくると、村はお祭り騒ぎ。鳥はご馳走で美味しかったんやよー。とそのおばあちゃんは話してくれました。
かつては生きる糧だったかすみ網猟ですが、現在は自然保護のため禁止されています。
その両面から丁寧に描かれているこの映画、とても勉強になって面白いです!
上映会が開かれますよ。
日時:2015年3月28日(土)
会場:揖斐川町谷汲サンサンホール
今井監督のトークもありますよ