海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

春の虫や生き物探しとダンゴムシレース

2013-04-29 22:48:31 | 浜寺公園の自然

 28日は浜寺公園で新年度はじめての観察会、表記の行事を行いました。すごく簡単なんですが、浜寺公園自然の会のHPの「こんなことをしました」に書きましたのでご覧ください。次の観察会は大阪湾生き物一斉調査6月8日です。浜寺公園自然の会のURLは以下の通り。
https://sites.google.com/site/hamaderasizen/


久々の篠山

2013-04-27 22:18:51 | ささやま里山

 本日は篠山で棚田再生活動の日。
 春先にオオシオカラトンボの前に出てくるシオヤトンボがたくさん見られました。しかし、ほとんどがメス。オス確認は1個体のみ、これからですね。

シオヤトンボメス
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シオヤトンボオス
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春の花はいろいろ見られました。
サワギク(ナルトサワギクではない在来種です。)
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ヤマブキ
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チゴユリ
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ヤママユと判明

2013-04-25 19:00:14 | 自然

 20日に河内磐船からくろんど池にかけて歩いた時、写真のケムシを見かけましたが、わかりませんでした。しかし、Sさんからヤママユの幼虫であることを教えてもらいました。
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 ヤママユのまゆは教材用にぜひ欲しいものです。木綿のような工業生産に適した繊維ではない里山の天然性の繊維の一例として紹介したい素材だからです。しかし、最近里山を歩いてもなかなかみつかりません。今回みつけたのは、伐採を受けた低いアラカシの上で、あんなに探していたのに、ここではアラカシの上でたくさん動き回っていました。これもまた里山の高林化の影響で少なくなってきているのかもしれません。


バッタの原っぱ保護区設定

2013-04-25 18:13:13 | 浜寺公園の自然

 毎年、この時期に行っているバッタ幼虫保護区の設定をおこないました。今回はそのほかに草刈り実験区を設定しました。

バッタ幼虫保護区のようす
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草刈り実験のようす
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草刈り実験区では、草刈り頻度を変えて植生と現れる昆虫の違いを見る予定です。さっそく来週草刈りをしようと考えていましたが、今の段階はネズミムギなどが多い時期ですが、今年はまだ伸びていません。
 チガヤ群落ではニガナが咲き始めていました。タンポポはすでに満開です。
ニガナ
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タンポポ
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江戸人展

2013-04-24 19:05:46 | なんでも

 東京の続きですが、上野の国立科学博物館では「グレートジャーニー」のほかに、千石正一コレクション展と江戸人展も見ました。
 千石正一さん、テレビで何度も見かけましたが、なくなっていたとは知りませんでした。展示は千石氏の両性爬虫類のコレクションが館に寄贈されたことでおこなわれたもので、なにかのテーマの展示というわけではありませんが、千石氏の若いころのナチュラリストとしての姿がほほえましい展示でした。
 かわって、江戸人展というのは歴史学の範囲外である人骨などの考古資料収集の成果を披露するもので、興味深いとともにある意味すさまじい展示でした。
 発掘された人骨の癒着や欠損、変形などからどのような病気を患っていたか、どのような職業にあったか、栄養状態はどうだったかなどがわかったり、刀創のあとや、処刑された人を使った試し切りのあとなどぞっとする展示もありました。驚くべきことに試し切りの結果が刻印された刀も展示されていました。
 また、徳川家の頭骨から貴族的な生活をしていた人々とほかの人々と比べると、細めであることや歯並びが悪いなどの違いがあることがあることも興味深いものでした。
 とにかく、科学博物館ならではの展示でした。しかし、たくさんの方の遺骨を見ました。合掌