海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

セキレイの夏場の居場所

2009-06-15 22:28:43 | 

 14日日曜、富雄川沿いで夏場のセグロセキレイたちがどこにいるか探しに行きました。

 冬場よりも湛水区間が増えていて、思ったより川には居場所がなさそうでしたが、市街地を少し出たところの資材置き場で子育て中のセグロセキレイを目撃しました。どうやら川よりも周辺の水田で餌を探しているみたいでした。一方ハクセキレイは高架道路の足場のような場所でみかけました。

 夏場、繁殖するセグロセキレイのつがいは、かならずしも河川に頼るのではなく周辺の水田を生活の足場として活動しているのではないか?と思いました。ほかではどうなんでしょうか?また、このことろ学園前のセグロセキレイのねぐらに50羽ほどのセグロセキレイが集まってきているらしいですが、彼らは独身者ではないかという考えもあります。昼間の彼らがどこにいるのかもまだ明らかではありません。なにしろ川でみかけるセグロセキレイはほんとにわずかなのです。

 学園前は市街化されているが、周辺には水田が残り、瀬と渕をもつ川が見られる。緑も多い。こうしたことがこの地域の自然の特徴をつくっているらしく、それを巧に活用して生きもの達は生き抜いているらしいのです。090614


いきものみっけと大阪市市民環境調査隊

2009-06-12 12:05:25 | 自然

 気がつくと1月新たな記事を書いていませんでした。

 このところアレルギー性の喘息がひどくてなかなか思うように動けませんが、この間もいろいろな新しいできごとがありました。

 ひとつは環境省生物多様性センターが行っている「いきものみっけ」の都道府県幹事に委嘱されたことです。これは指標種をみつけて報告し、その分布状態をみんなで調べてみようというものです。こどもたちを中心にいろいろな人に参加してもらえると良い活動です。

 もうひとつは大阪市の市民環境調査隊のコーディネーターを行うことになったことです。7月から11月にかけて主に室内の話し合いを中心に行うのですが、次年度策定される大阪市の環境基本計画に生物多様性からの市民意見を盛り込もうというものです。