14日日曜、富雄川沿いで夏場のセグロセキレイたちがどこにいるか探しに行きました。
冬場よりも湛水区間が増えていて、思ったより川には居場所がなさそうでしたが、市街地を少し出たところの資材置き場で子育て中のセグロセキレイを目撃しました。どうやら川よりも周辺の水田で餌を探しているみたいでした。一方ハクセキレイは高架道路の足場のような場所でみかけました。
夏場、繁殖するセグロセキレイのつがいは、かならずしも河川に頼るのではなく周辺の水田を生活の足場として活動しているのではないか?と思いました。ほかではどうなんでしょうか?また、このことろ学園前のセグロセキレイのねぐらに50羽ほどのセグロセキレイが集まってきているらしいですが、彼らは独身者ではないかという考えもあります。昼間の彼らがどこにいるのかもまだ明らかではありません。なにしろ川でみかけるセグロセキレイはほんとにわずかなのです。
学園前は市街化されているが、周辺には水田が残り、瀬と渕をもつ川が見られる。緑も多い。こうしたことがこの地域の自然の特徴をつくっているらしく、それを巧に活用して生きもの達は生き抜いているらしいのです。