20日に河内磐船からくろんど池にかけて歩いた時、写真のケムシを見かけましたが、わかりませんでした。しかし、Sさんからヤママユの幼虫であることを教えてもらいました。
ヤママユのまゆは教材用にぜひ欲しいものです。木綿のような工業生産に適した繊維ではない里山の天然性の繊維の一例として紹介したい素材だからです。しかし、最近里山を歩いてもなかなかみつかりません。今回みつけたのは、伐採を受けた低いアラカシの上で、あんなに探していたのに、ここではアラカシの上でたくさん動き回っていました。これもまた里山の高林化の影響で少なくなってきているのかもしれません。