希少性以外の自然保護の理由を求めて、物質循環のキーになる生物について考え観察しています。この冬はカモの食べ物と食べ方について観察、またネットで資料を検索してみました。まだまだ初期段階ですが、カモシーズンも終わりなのでとりあえずのまとめをホームページに掲載しました。よろしければごらんください。
http://www12.ocn.ne.jp/~ecoact/kamosaiji.htm
30日大阪駅前ビルでサクラの開花を見ました。
希少性以外の自然保護の理由を求めて、物質循環のキーになる生物について考え観察しています。この冬はカモの食べ物と食べ方について観察、またネットで資料を検索してみました。まだまだ初期段階ですが、カモシーズンも終わりなのでとりあえずのまとめをホームページに掲載しました。よろしければごらんください。
http://www12.ocn.ne.jp/~ecoact/kamosaiji.htm
30日大阪駅前ビルでサクラの開花を見ました。
先日琵琶湖のなぎさ公園前のカモについて書きましたが、カモのようすを見ているとこのあたりは沈水植物でいっぱいのように思えました。ところで、最近「生態系再生の新しい視点~湖沼からの提案~高村典子編著」という本を読みましたが、その中に「琵琶湖南湖は1994年の大渇水以来沈水植物群落が回復し、最近は異常な密度に達し漁業やレクリエーションを阻害している云々」というくだりがあり、やはりそうだったかと納得しました。琵琶湖南湖のカモの生態は沈水植物の量が多いという条件のもとに理解すべきようです。
この「生態系再生の新しい視点」専門家向きで読むのに苦労しますが、生態系とはどういうものかを学ぶにはなかなかいい本と思いました。
3月1日、枚方に行き、枚方いきもの調査会の方とカモを見てきました。
淀川にはヒドリガモがたくさんいました、いる場所は決まって入り江のような場所で川が渦をまいてゴミなどがたまりやすくなっている場所でした。
山田池ではヒドリガモの倒立も見ることができました。彼らは倒立もできるわけです。
もし、ほかのカモがたくさんいる場合、ヒドリガモは倒立ができるのか?倒立できる場所はほかのカモに優占されてできないのではないか?暖かくなり、カモが少なくなってきたこの時期だからこそ見られる現象では?など課題はたくさん出てきます。
コガモは川と山田池の2か所で見ました。どうも見ていると底の泥をあさっているような気がします。彼らのフンを調べたら、彼らの食べ物が植物なのか、泥の中の微生物なのか、知ることができると思うのですが、道具や技術がないのでできません。写真上は天野川、下は山田池公園の中の水辺(山田池ではない)のようすです。
山田池ではオシドリが木の上で何か食べているところを見ました。木の芽ではないかと思われます。また水面でも、なにかついばんでいました。
水面採餌ガモと一口に言ってもさまざまです。今年のカモ観察はそろそろシーズンオフですので、近くホームページにまとめを書こうと思います。
琵琶湖の膳所城南側御殿浜からプリンスホテルにかけてのあたりは、この周辺でも水鳥の多いところ。きょうは北風が吹いて湖はやや荒れ模様。
沖合にはたくさんのオオバン。
オオバンの餌をとりに行くオカヨシガモ。
オカヨシガモは荒波にめげず、岸近くで採餌中。
その近くではヒドリガモが陸上の草を食べている。(写真左側)これは先日のブログでも書いたとおり。♂1、♀2・・同じ個体かも。
一方沖合でがんばるヒドリガモも。
きょうは荒波で水中の餌が巻き上げられてヒドリガモでも水面採餌がしやすいからか?それともここはほかのカモが少なくて餌がとりやすいからか?
これは植物の茎のようなものをくわえるヒドリガモです。
ヒドリガモは陸上で採餌ときめつけるわけにはいかない。カモどうしの力関係で陸に出てしまうこともあれば、水上での採餌ができる場合もある。状況・環境しだい。
比叡山や比良山の雪景色がきれいです。