7月3~4日、東京で開催された日本自然保護協会主催「市民調査大会」に参加し、浜寺公園自然の会の「草地管理のためのバッタ調査(マダラバッタを中心に)」と自然のみかた研究会の「奈良市北西部市街地の残存樹林・河川・ため池の自然環境保全上の役割」の2本の発表をしました。
前者はポスター発表で、2時間ポスターの前で立ち続けでしたが、関西自然フェスタよりも反応がよく、次から次へと質問する人が現れ、引きもきらずでした。後者は市街地のため池や河川にも自然保護上の役割があるのでは?という話。さらに市街地の北の高山地域の里山にもふれました。今後は量の確保を目標に京阪奈丘陵全体の自然環境保全の問題へと視野を広げていきたいと抱負を述べましたが、やはりなにか実物をみせないとね・・・。
会場は明治神宮のすぐ横なので、ここも訪ねましたが、明治に植林したとは思えない(一部は大名屋敷あとですが)スケールと深さのある樹林です。林床にはタシロランが多数咲いていました。