海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

バッタの原っぱ草刈り6月27日

2013-06-27 23:31:02 | 浜寺公園の自然

 バッタの原っぱの草刈りを行いました。今回は実験区の2回目などです。
写真のロープ内が実験区で先月末に全部刈りました。1か月立った今回は手前は刈らず、奥半分の2回目の刈り取りを行いました。手前部分は5月末と8月末の2回、奥は毎月刈り、変化と現れる昆虫を見ます。先月刈ったため、ネズミムギなどの枯草がなく青々しています。
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大和川水辺の楽校

2013-06-25 22:15:59 | あちこち自然探訪

 以前から気になっていたJR阪和線と南海高野線の間の大和川、絶妙にカーブして、南側には緑も。ようやくどんなところか見ることができました。
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川の向こう側が大阪市、左の鉄橋は南海高野線。
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ここがかの有名な水辺の楽校。大きな看板がありました。大臣の名前からいつごろの看板か想像がつきます。
自然観察の立場からはなにか仕掛けがいりそうな感じがします。まわりの叢ではキリギリスがたくさん鳴いていました。砂のがけにカニいないかな?


先日の講演会について変更

2013-06-23 21:17:01 | 自然

 先日日本環境動物昆虫学会のアセスメント手法講演会について紹介しましたが、竹門先生が事情により参加できなくなり、村上先生に変更になりました。
 村上先生は淀川の自然保護に早い時期から関わり、現在は淀川環境委員会委員です。
 淀川の自然保護の問題について幅広く知っておられる方ですので興味深い話が聞けると思います。

 竹門先生の専門分野の話が聞けないのは残念ですが、村上先生独自のするどい切込みに期待します。


環境動物昆虫学会講演会で「淀川の自然再生」について講演

2013-06-18 23:54:59 | 自然

 淀川水系は大阪・近畿圏のみならず日本全体にとっても大きな自然環境であることにどなたも異存はないと思います。現在、イタセンパラ、外来種問題など主要なテーマについて官民合同の大きな活動が繰り広げられています。
 私の知るところでは淀川水系については、昭和40年代に淀川の河川改修が問題になったころの生態学会近畿支部(地区会)のメンバ-の働きが大きかったようです。淀川水系の自然保護に関する諮問委員会である淀川環境委員会にはそうした人材が入り具体的な提案が数々行われています。淀川の自然を守る会など市民サイドの活動も様々行われてきました。イタセンパラ問題など連携で大きな話題になったものもありますが、私の聞いた範囲では、淀川の自然保護に関わってきた学識経験者と一般市民の連携は一部を除きあまりみられなかったようです。
 一方淀川環境委員会では平成14年に「自然豊かな淀川をめざして」という報告をまとめ、めざす環境目標が提示されました。しかしながら私は、市民サイドでこの報告が話題にされているのを聞いたことがありません。
この7月6日(土)、日本環境動物昆虫学会主催で「環境アセスメント動物調査手法講演会」が開催されます。4本の講演がありますが、最初に話をされるのが、淀川環境委員会委員でもある京都大学防災研究所の竹門康弘氏(村上興正先生に変更)です。講演の説明には「(前略)「自然豊かな淀川をめざして」に掲げられた河川環境目標を達成できていないのが実情である。本講演では、この15年間に行われてきた淀川の自然再生事業を総覧するとともに、淀川の自然再生のために必要な流域的視野の対策とその進め方について提案する。」となっています。
詳しくは同学会のホームページをご覧ください。
 このイベントは残念ながら参加費が高いのでやや紹介をためらわせるのですが、竹門先生は秋にも応用生態工学会でお話しされる機会がありますが、このときは2時間に6人の話者が話題提供する構成ですので、今回のように1時間20分の講演を聞く機会は貴重ではないかと思います。 (村上先生も早い時期から淀川の問題に関わり、現在は淀川環境委員会委員でもあります。淀川の自然保護をめぐってさまざまな面に関わっておられます。)
 昭和40年代と違って市民参加の必要性の認識は高まっています。特に政策づくりのために市民が参加し学ぶプロセスは重要と考えます。今後淀川流域圏について学識経験者・市民・行政がパートナーシップを築き上げてゆくために今回の講演を聴講されることをお勧めします。


6月9日堺2区大阪湾生き物一斉調査

2013-06-10 21:35:45 | 大阪湾

Photo堺2区友海ビーチは実験的に作られたものですが、最初はあまり生物はみつかりませんでしたが、3年たつといろいろなものが見られるようになりました。

ヤマトシジミも大きく育ちました。去年の8月、9月にマーキングした個体がみつかり越年していることが証明されました。今回は一定区画でシジミ掘りをし、23個体をみつけ、新たなマーキングを行い、サイズも測りました。Photo_2

また、今まで春から初夏にかけてイシガレイの稚魚が確認されていましたが、今年は今の時点でイシガレイは姿を消し、かわりにマコガレイが確認されました。

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ウミビル はじめて見ました。

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スッポンも出ました。5cmぐらいの小さな個体ですが、大和川から流れてきたものでしょう。

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ヨウジウオ 大きな個体です。いわゆるタツノオトシゴに近い魚です。そういえば頭は似ています。

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ナマコも出ました。

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浄化実験も成功です。
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このあとできたばかりのふれあいビーチにも行きました。ここではもっぱら投網で魚を捕えました。