浜寺公園の環境資源のひとつである浜寺水路、ここを活用したプログラムを開発し、浜寺水路をより良いものにしていくために、あれやこれやと苦心を重ねている。現在取り組んでいるもののひとつが、浜寺水路でハゼ釣り調査ができるかどうかです。
ハゼ釣り調査は東京湾環境再生という目標のもと、東京湾では大々的に行われていている。大阪湾でも何か所かで行われている。ただ、大阪湾では各地別々なので、これをつなげて東京湾に匹敵するものにしたいと思う。
しかし、まずは浜寺水路で参戦できるかどうかです。
ハゼ(マハゼ)がいることはすでにわかっているが、10cmを越える大きな個体が高師浜にいることも去年の秋に確認している。さて、浜寺公園の前ではどうか?
残念ながら現時点では成功していない。釣りの技術の問題か、時期か、場所か?まだもうすこし試行錯誤を続ける必要があります。
すでにウナギシラスやボラは確認している。先日の調査では今までとは違う種類が確認された。
クサフグ?
今まではライトに集まってくるのを捕獲していましたが、この日の成果は知らぬ間に入ってきたのを引き上げたものでした。また一番最初のもっとも長くつけた場合の捕獲量が多かったことから、光に集まってきたためではないような気がします。今後は籠つけをしてみたい。
また、もうひとつ成果を期待しているのが柴漬け調査です。
12日から半永久につけたままにしておくことにした。19日に最初の回収を行ったが、そのときに採取されたのが以下。
ユビナガスジエビと思われるエビ
本体が見えないですが、ヤドカリ。ただし、気になるのは使っている貝がら。浜寺水路で見かけない種類です。
堺2区では半永久につけた状態にしてワレカラがたくさんつくなど成果が出ている。今後に期待が持てそうです。