月例のユニトピアささやま里山再生活動。8月はお休みでしたので、2ヶ月ぶりです。秋の花がいろいろ咲いていました。
きょうの活動は稲刈り、黒豆の防鹿柵のメンテナンス、増水で荒れた水路の補修などです。灰屋の屋根もできました。メインは稲刈りで、女子大生の大応援部隊もやってきました。ただ、少し前にイノシシに襲われて、上半分の田んぼが荒らされてしまいました。下半分だけになりましたが、無事収穫できました。
田んぼにはカエルがつきものですが、今の棚田地区で見られるカエルはトノサマガエルばかり。
それを狙ってやってきたのか、マムシが現れました。
アカガエルは棚田地区以外の場所ではみかけます。
ところで、きょうのトピックスはオミナエシの出現。話題になっている植物ですから絶滅危惧種に指定されているのかと思っていましたが、兵庫県は指定されていませんでした。しかし、隣の京都府では要注目種(今後の動向に注目すべき種。情報不足)、大阪府では準絶滅危惧種ですので、あまり安定的ではないのでしょう。
ツルリンドウの花も棚田地区ではじめて確認しました。葉はすでに確認していましたし、ユニトピアささやまの他の場所では見ていたのですが、花が確認できてなによりでした。(と思っていたのですが、実は去年も確認していました。別の場所での確認と勘違いしていました。)
そのほかの花も見ていきましょう。
毎年川沿いで見られるアケボノソウ。
イボクサ 写真ではよく出ていませんが、ふちがほんのりピンク色しているのがきれいです。
ミゾソバ
イタドリ 花はあまり注目されませんが、きれいです。
ヤマハッカ これは棚田の法面などにたくさんあります。
ノササゲ これははじめてじゃないかなと思います。タンキリマメは今年も林縁に出ました。
キンエノコロ
キンミズヒキ ミズヒキはほぼ終わりましたが、こちらは今が盛りです。
ゲンノショウコ きょうは一番多かった。
アキノタムラソウ
アジアイトトンボかな。
ハグロトンボ これは棚田とは別の場所。
ヤマジノホトトギス 盃岳登山道入り口ですが。保護柵の外で咲いていました。
あとひとつ 棚田地区の小屋の柱にうどんげの花がついていました。クサカゲロウの卵とのことです。