PART3は、いよいよ度のメイン伝統韓屋「楽古斎」(ラッコジェ)のご紹介
“ソウル=買物ツアー”っていう方には、なんで宿が旅のメインって言われそうだけど、伝統的な韓国の古~い住居に体験宿泊出きるなんて、中々貴重な体験
場所は、最近注目エリアになっている「北村韓屋村」(プッチョン・ハノク・マウル)の細い路地裏にひっそりと佇む。
14時チェックインだけど、待ちきれず少し早く着き早速に記念写真。重厚な木の門構えに築地壁で趣きたっぷり。14時を過ぎインターホンを押すと、ほどなく笑顔で「ようこそ~」と日本語で出迎えてくれた。
妻の第一声は「ワ~、チャングムの世界だぁ~」で、この一言が全てを物語っている。
この建物、あるサイトの情報だと、築およそ130年で、「震壇学会」という学術団体が使用していたものを、現代にマッチした形に改良しながら、移築保存しているそうだ。
細~い格子に、冬はオンドルになる石の床、演奏が出きる小舞台に、大~きなこげ茶の瓶(かめ)がゴロゴロと並ぶ・・・。
すぐに伝統茶が出されると、ナントさっき仁寺洞で飲んできたばかりの「五味子茶」で、さすがに続けてはチョットきつかった(笑)
なぜか部屋には既に布団が敷かれてたけど、これもグレーに緑や赤と色彩が独特何だか初めて来たのに、と~っても落ち着く空間で、つい布団にゴロンとしたら、即行ウトウト状態に眠ってしまった。
“海外旅行に来て、まっ昼間から宿でヒルネ”って有得ない話しだけど、(行ってみないと分からない)何とも贅沢なひと時
何とも落着き、ウトウトと 廊下の天井の造り
この後、夕方近くの三清洞(サムチョンドン)と民族博物館に行ったけど、その様子は後日にして、このまま「楽古斎」をご紹介。
観光から戻ると、ちょうどアジュマ(おばさんの意)が、チムジルバンの火起こしをやっていた。
チムジルバンとは、韓国風低温サウナで、宿泊者は無料で使える。ちなみに、暖まるまでには数時間もかかるそう。
いよいよ夕食メインは「カンジャンケジャン」(カニのしょうゆ漬け)と太刀魚の焼魚、もちろんキムチをはじめ色々な小皿も並ぶ。(でも、yoshyyはキムチが苦手)
品数が多く豪華っていう訳じゃ~ないけど、飾らない韓定食の家庭料理でどれも美味しかった
専用のパジャマ(!?)を貸してくれた。
早いもので、すっかり夜の雰囲気に。ところが、これがまた何ともイイ雰囲気。試しに部屋の灯りを消すと、廊下の黄色いほの~かな光りが、障子から差込み独特の雰囲気。
こんな光景、日本じゃ体験出来ない。
初体験のチムジルバンは、思ったより熱くなく、最初は全然サウナっていう感じはしなかった。でも、時間が経つにつれジワジワと体が温まり、汗が出てくる。ヨモギの束がたくさん置かれリラックス
寝るのが惜しい位だったけど、宿のアジュマも10時前には寝ていて、喧騒に包まれるソウル繁華街とは別時間が流れている。