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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

きょう、ふくしまのシンポジウムに参加して・・・

2013-06-29 23:21:04 | ふくしま応援!!

きょうは、東京・世田谷で福島の子供たちの保養活動をしている「ふくしまっ子リフレッシュin世田谷」主催の春休み保養活動の報告会と、二本松市でNPO法人「TEAM 二本松」を立ち上げた幼稚園教諭  佐々木るりさん の講演会に参加してきた。

 

保養活動では、今の福島では安心して子供たちを自宅の庭や公園で遊ばせられない親子を世田谷へ呼び、思いきり外遊びするのはもちろん、それだけにとらわれない色んな取組みが紹介された。

例えば、世田谷線という地元の路面電車のフリーきっぷを渡して、親子だけで世田谷の街並みを自由に散策してもらい、あちこちのお店もこの活動に賛同して定休日に臨時にお店を開いたり、特別なサービスをしたりと、すでに世田谷の町としての広がりの中で福島の子供たちの受け入れが定着しているそうで、各地で行われる福島の子供の保養活動の先駆的取組みの好事例と実感。

 

佐々木るりさんの講演会では、決してTVだけじゃ聞けない地<wbr></wbr>元のありのままの現実のお話をたくさん聴けてとても勉強になった。

TEAM二本松」というNPO法人は、、「食品の放射能測定」「子供たちの生活空間の自主的除染」「安全な県外野菜の頒布活動」「子どもたちの一時保養(疎開)」などに取り組んでおられるとのこと。

お話しの中でいちばん胸に刺さったのは、お知り合いという南相馬の<wbr></wbr>住職さんのお話…。

〝ここ最近に葬儀を行った7名の方のうち、6名が自殺によるもの。中<wbr></wbr>でも4名が農家の方。いずれも、息子さんなど若者は避難していた高齢のみ世帯です〟という現実にいま起きている話。

 

他にも、佐々木さんのお子さんが通う二本松の小学校の校庭で、〝震災数日後に、見たこともない大きなヘリコプターが何度も何度も降りてきて、老人や子供など大勢が建物に入っていった。

その時は、誰からも何の説明も無く(・・・その時は停電で、TVもケータイ音信不通)で不思議に思っていたが、だいぶ後になって事情を知ると、それは原発事故近くの町から運ばれてきた方々の身体の除染が行われていた。 

ところが、そのヘリコプターの周りでは、子供たちが珍しがって近寄って写真を撮ったりしていた。 ヘリコプターが砂ぼこりを立ち上げて何度も飛んでいたその校庭を後に放射線量を測ると、とても異常な高い数値を示していた。

でも、その時には誰からも何も知らされず、親として子供を守れなかったことがとても罪悪感に駆られる〟など、本当にメディアでは語られない話をたくさん知ることができ、改めてその隠される現地の事実を広く伝える大切さを痛感して、ここに長い文を書いている・・・。

 

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