新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

ワイン会・10

2015年03月19日 | おいしんぼうネタ

最近はO君も撮影して記念にしてるらしい・・・頑張ってね

私は相変わらず、スマホと愛用のルミックス でパシャパシャしてからしか食べられません。

疲れるけど、記録と認知予防ですからね、頑張ってますよ

 〆のデザート食べて~

久々にコーヒーにしてみました。

何時もは紅茶なんですが、最近はコーヒーがガンに良いとか言うしねぇ~

次回は4月


二次会は蕎麦屋!?

2015年03月19日 | 東京

 2次会は新宿の西口辺りをブラリっとして探した店

実は・・・震災時に還暦祝いをした場所です。

知らぬ間に「蕎麦屋」に変わっていました・・・厳しい世界ですねぇ、飲食業って

内装は変わってなかったです。

ここでは、焼酎を

顔は少し修正してあります

 

 お通しは・・・雌株に可愛らしくトロロがぁ~

サッパリとした食感と味、こりゃあ~焼酎もぐいぐぃぃだ


免疫療法

2015年03月19日 | 気になるネタ

私は医療コンサルタントをしているので、がん患者の方やその家族から、治療の相談を受けることがある。どの方も願いは同じで、「少しでも長く生きたい。そのためにはどうすればいいか」ということに尽きる。

 しかし、残念ながら、万人に共通する治療法はない。なぜなら、保険適用と自由診療では治療の選択の幅が違い、また値段も違うからである。

 現在、日本でのがんの最先端治療は「免疫療法」である。3大がん治療は、外科治療、放射線治療、化学療法だが、これに続く“第4のがん治療”(先進医療)として注目されているのが免疫療法だ。これは、患者が元来持っている免疫力でがん治療を行うため、抗がん剤などの化学療法や放射線治療などと違い、副作用はほとんど観察されていない。

 そのため、これを希望する患者さんは多いが、これらの免疫療法を受けるには、たいてい専門クリニックにおいて自由診療で受けなければならない。つまり、健康保険で認められたがん治療ではないため、費用が全額自己負担になり、高額だ。

 免疫療法の歴史は、1970年代に始まり、かつてよく耳にした丸山千里博士の“丸山ワクチン”はその代表例である。丸山ワクチンを打つことで身体の免疫細胞活性化を狙い、がん細胞の活動を抑制した。同じようなものに蓮見喜一郎博士が開発した「ハスミワクチン」がある。

 現在、ハスミワクチンは進化を遂げていて、「HITV療法」という画期的ながん治療を行っている。数年前、免疫を担当する白血球の1つで樹状細胞(DC)という細胞ががん細胞を発見するために重要な役割を果たしていることがわかり、ここから免疫療法は飛躍的に進展した。

 免疫には、2つの要素がある。1つは、免疫が正常細胞とは違う異型細胞(がん細胞)を認知する働き、もう1つはそれを排除する働きである。樹状細胞が、免疫に大きな影響を及ぼしていることが判明したのだ。

 そこで、この樹状細胞の働きをワクチンによって強化する。それによって、見逃されていたがん細胞を的確に発見し増殖を抑えるというのがHITV療法である。HITV療法では、最先端の放射線治療を施したうえで、患者の樹状細胞をがん細胞に直接打ち込む。自動車にたとえるならハイブリッド車だ。

 ただし、こうした先進医療は高額だ。樹状細胞療法は1回につき40万-50万円ぐらいはする。1カ月で200万円はかかる。だから、がんの先進治療とされるものは富裕層向けの最先端治療であり、東京にあるいくつかのクリニックには、日本の患者ばかりか、中国人富裕層も多く訪れる。

 日本の国民皆保険制度のもとでは、誰もが、平等に医療を受けることができるとなっている。しかし、それは“ある程度”までである。このことを批判する向きもあるが、全員が平等に最先端治療を受けられるようにすれば国家財政は破綻し、結果的に医学も進歩しない。先進医療については、厚生労働省のHPにこう定義されている。

 《「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています》

 有効か無効かは述べられていない。まさか国が「命には値段がある」とは言えないからである。

 ■富家孝(ふけたかし) 医師・ジャーナリスト。1947年大阪生まれ。1972年慈恵医大卒。著書「医者しか知らない危険な話」(文芸春秋)ほか60冊以上。