新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

キノコの雑学

2015年03月04日 | おいしんぼうネタ

キノコは年中食べられ、低価格で栄養価が高いという嬉しい食材です。昔に比べて少しずつ種類も増え、バリエーションが豊富になりました。そんなキノコ類はどのように保存すれば良いのでしょうか。キノコの雑学とあわせてご紹介しましょう。

■キノコは湿気が嫌い

キノコ類は見た目よりも水分を多く含んでいますが、保存に関しては湿気を嫌います。買った状態のパックや袋の状態でも構いませんが、よく見ると湿気によって水滴が内側についていることがわかります。より良い状態で保存するためには、パックから取り出し、新聞紙やキッチンペーパーに包んでビニール袋などに入れて保存しましょう。

野菜室で保存する場合は、しいたけやしめじなど石づきのあるキノコは石づきを付けたままにしておきます。なお、キノコ類は洗う必要がありませんが、もし洗ってしまった場合は水分をキッチンペーパーなどでよくふき取っておきましょう。

■干す、冷凍する

キノコ類は、干したり冷凍することによっても保存ができます。干したキノコと言えば干ししいたけがありますよね。水分が抜けてうまみが凝縮するため、だしをとるのにもよく使われます。ご家庭で簡単に作ることもできます。

キノコをそのまま、あるいは好きな大きさに切ってざるに並べます。夏なら1日、冬なら3日程度天日干しすることで、干しキノコが出来上がります。

キノコの石づきを切り落として、バラバラにしてチャック付き袋に入れて冷凍しても良いです。そのまま料理に使うことができ、干しキノコと同じようにだしが良く出ます。

干しても冷凍でも、加工前の水洗いは風味が落ちてしまうため、やめましょう。

■キノコの選び方

すぐに食べる場合も長期保存する場合でも、キノコ類は美味しいものを選ぶことが比較的容易な食材です。しいたけは肉厚で、かさの裏側が白いものを選びましょう。しめじも一つ一つに厚みがあるもので、かさに白い粉がついていないものを選びましょう。

えのきはわかりにくいですが、ひょろ長く曲がったものではなく、シャキッとしているものが良いでしょう。

良いキノコを選んでおけば、初日に使った直後に干したり冷凍することによって、長く楽しむことができます。料理に少しだけ使うことでも食卓が豊かになるので、おすすめです。

キノコの保存方法として、干すことと冷凍することはぜひ試してみてください。手間もかからず、美味しく頂くことができますよ。