藤原正彦さんの「国家の品格」を読みました。私の感想は
もっと日本の伝統文化に触れて、日本を愛し、日本人らしく
生きなければと思いました。
1文を紹介すると「もののあわれなどの美しい情緒、そして
武士道精神から来る慈愛、誠実、惻隠、名誉、卑怯を憎む、
などの形です。現代を荒廃に追い込んでいる自由と平等より、
日本人固有のこれら情緒や形の方が上位にあることを、日本
は世界に示さねばなりません。」
今朝も神社へ行くと、ご婦人が先に来て体操をされていました。
「月がきれいですよ」と西の空を眺めながらお話をしました。
美術館や講演を聴くことが好きで、尾道や倉敷へよく行き、必ず
コーヒーを3杯飲むそうです。
「はじめはふらついたけど今はしっかり歩けるんです」と後ろ向き
にさっさと歩かれます。積み重ねの賜物です。
私もこんな老後を送りたいと思います。