フらンス便り（番外編）-002／ロンドンの日常風景02／チューブ

「チューブ」の愛称で親しまれているロンドンの地下鉄。パリのメトロ（地下鉄）よりもずっと地下深くを走り、エスカレーターよりも階段の所も多く、乗り換えも、一度上に上がってまた下がる等、とても複雑に感じました。料金体系も一律ではなく、時間帯や乗車ゾーンによって詳しく区分されており大変ややこしく、お値段も随分とお高い印象でした。今回は、ロンドン郊外の宿泊先の関係で、ノーザンラインを一番多く利用しました。車両外観を撮るのを忘れてしまいましたが、内部はバッチリです。皆さんは、地下鉄のデザインで印象に残っているモノ、何かございますか？個人的には、札幌やパリの一部地下鉄車両の車輪に、ゴムタイヤが採用されている点が、特に気になりました。

パリつれづれなるままに買い付け-048／ヴィンテージフランスワークモールスキン製ジャケットその他02

以前「パリつれづれなるままに買い付け-043／ヴィンテージフランスワークモールスキン製ジャケットその他01」「パリつれづれなるままに買い付け-036／ヴィンテージフランスワークモールスキン製ジャケット各種01」でもご紹介させて頂いた。日本でも人気のアイテムで、フランス古着として日本人バイヤーさん達にも注目されております”ヴィンテージフランスワークモールスキン製ジャケットその他”は、著名メーカーのデッドストック品ジャケットと、タグ無しのパンツを含め状態も良い、どれもなかなか手に入りにくいモノの買い付けに成功致しました。特に日本人サイズの黒ジャケットやパンツは、蚤の市や古着屋等でも球数が減り、見付かりにくくなっております。日本の古着屋では、かなり高値で販売されております。古い著名メーカー品は、近所の蚤の市ヴァンヴの専門店でも、それなりのお値段で売られております。以前色違いの「青」をご紹介させ頂いた、著名メーカーの現行品ですが、珍しい比翼仕立てジャケットの黒も、サンプル買い致しました。黒パンツはタグ無しですが、状態は良いです。日本ではほぼ黒人気に集中しておりますが、個人的に好みのモールスキン青ジャケットも、顔見知りの業者さんのお店にて、お値打ち価格で購入することが出来ました。使い込まれた青パンツは、別生地が加えられてサイズ直しが施されておりますが、時間がある時に元に戻したいと考えております。注目のモールスキン素材ですが、デッドストック品や新品の光沢のあるゴワついた表情も良いですが、使い込まれてすり切れた味のある表情もまた良い雰囲気があります。デニムや革製品のように経年劣化や自分で育てる感覚が楽しめる、洋服好きにはたまらない素材の一つなのではないかと思います。皆さんは、フランス古着らしく気品溢れる、こんなモールスキン製ワーク衣類、一点モノのファッションアイテムとして、ご自身のワードローブの一つに加えてみては如何がでしょうか？個人的には、腕の長い自分のサイズに合うタイトなデザインのモノがあれば、いつか黒青一着ずつ欲しいと思っております。

フランス便り（番外編）-001／ロンドンの日常風景01／ユーロスター

6月3日、4日と1泊2日で、自身三度目のロンドンに行って参りました。”ユーロスター”の利用は今回で二度目、セント・パンクラス駅にかわってからは初めての利用で、思わず沢山写真を撮ってしまいました。構内に光溢れるガラス張りの屋根構造が美しく、暗いイメージしか無かったロンドンが、到着した時点から明るく華やかな印象で、良いスタートを切ることが出来ました。皆さんは、ユーロスターご利用されたことございますか？また、駅の建築やデザインには興味はございますか？個人的には、旅にまつわる「場」の空間作りにはとても興味があります。

パリつれづれなるままに買い付け-047／最近買い付けた商品色々01

日本のお客様の依頼で、相変わらずフランスのワーク関連、ヴィンテージ衣類、ヴィンテージ照明、デザインモノ、その他面白そうなモノや個人的に興味があるモノを、蚤の市や古着屋をあちこち探し回っております。最近は、本業に近いデザインの仕事が忙しくなった為、買い付けに行ける時間が週末と休日しか無くなりましたが、それでも良いモノを見付けようと、日々の疲れをものともせずに精力的に動いております。今後、最近買い付けた商品の一部を随時ご紹介させて頂ければと思います。何か興味のございますモノがありましたら、ご連絡お待ちしております。

フランス便り-131／ブログ再開01

大変ご無沙汰致しております。自分の大きなミスで、関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、読者の皆様には二週間ほど大変お待たせしてしまったブログを、本日よりようやく再開致します。更新が滞っていた間にロンドンへ足を延ばしたり、蚤の市や古着屋で色々新しい商品を買い付けたりと、相変わらず忙しく過ごしておりました。今後もパリから皆様に、個人的で偏った取るに足らない情報ですが、写真と共に日々発信してゆきたいと思いますので、宜しければのぞいてみて下さい。本日から改めて、宜しくお願い致します。パリ担当者　
早速、6月頭に一泊二日で行って来たロンドンの様子です。ロンドンでは珍しく、二日間とも晴れ渡り30度近い気温で暑かったですが、精力的にあちこち動き回りました。詳しくは、随時ご紹介させて頂ければ思います。

パリ味のある逸品-529／学校払い下げ椅子木座面スチール背当て01

以前から何度もご紹介させて頂いております一般的なタイプとは、背当てのデザインや素材使いが異なる”学校払い下げ椅子木座面スチール背当て”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。色違いの椅子四脚が揃っております。ナチュラルな木の色目と塗装された木の色目と二種類ある座面は、どちらも良い雰囲気を醸し出しております。スチール製フレームと背当ては、赤・ライトグレー・黒の三色があり、座面とのカラーバランスも悪くはない印象です。インダストリアル系デザインの匂いもあって、見た目にも格好良いです。お値段は各100€近くでした。皆さんは、フランスの学校等で使われていたと思われるデザインの良いこんな椅子、どのように思われますか？個人的には、インダストリアル系家具を合わせて揃え、アトリエのような空間作りに良さそうだと思いました。

パリ蚤の市便り-2207／イームズダイニングアームチェアXベースDAX茶革張りシート01

今週末の目玉商品”イームズダイニングアームチェアXベースDAX茶革張りシート”は、今更説明不要の人気デザイナーズチェアの一つ。今回のモノは、何とも言えない渋く綺麗な色目の茶革張り地シート付きで状態も良く、一際目立っておりました。樹脂製の機能美優先の美しい肘掛け付きのシェル型、シンプルでスッキリとしたデザインの脚部パーツ「Xベース」が採用されております。ハーマンミラー社から、ヴィトラ社、モダニカと時代を超えて生産され続ける、普遍的な椅子のカタチが素敵です。コレクターが多いのも頷けます。お値段は500€近くでした。皆さんは、ご存知イームズのシェルチェアで興味をお持ちのモノございますか？個人的には、ロッキングアームチェアRod RARに憧れます。

パリのアンティーク市にて-147／2013年05月31日Bretagnes通りの様子01

以前「パリのアンティーク市にて-141／2012年11月23日Bretagnes通りの様子01」でご紹介させて頂きましたが、5月31日,6月1日,2日の金土日と、北マレのパリ３区のRue de Brutagnesで、大ブロカント市が開催されておりました。知人の業者さんも多数参加されていたので自分は、初日の金曜日朝一前日の大雨の中で設置された、知り合いのお店に挨拶がてら行って参りました。地域柄どこのお店も、お値段はけっして安くはないのですが、ヴィンテージモノを扱う良いお店が幾つかあり、大変勉強になりました。時間が無く、写真はあまり撮ることが出来なかったのですが、デッドストックの青モールスキンアトリエジャケットと、知人に頼まれていたイタリアオリヴィエッティー社のタイプライターを買い付けることが出来ました。

パリ蚤の市便り-2206／デザイン照明器具オレンジ01

ひょうたんのような、ユニークで独特なフォルムに特徴がある”デザイン照明器具オレンジ”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。色目も鮮やかなオレンジの、伸び縮みするジャージ素材を表面に使用し、針金状の芯材によってその個性あふれる形は作られているようです。中華風でもあり、日本の行灯のようでもあり、何とも言えない怪しい魅力があります。明かりの灯った状態も見てみたい気がします。夜の雰囲気作りには一役買ってくれるのではないでしょうか。お値段は100€近くでした。皆さんは、見た目も色目も一風変わったこんな照明器具、どのように思われますか？個人的には、インテリアのアクセントやポイント作りに良さそうなアイテムだと思いました。