皆さんからもお問い合わせの多い、一年を通じて探してもなかなか見付からないモノの一つ。例え見付かったとしても状態が良く、買い付け予算内には収まり切らないことが多い”ヴィンテージ「ツィギーヘッドマネキン」”は、数ヶ月前に展示されていた際には、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんの私物で非売品でしたが、今回聞いてみると売り物ということで、多少予算オーバーでしたが買い付けることに致しました。ずっと気になって探していた、小悪魔的な表情が何とも言えずカワイイ「ツィギーちゃん」、店主さんはヴァカンス前に思い切って売る決心をされたそうでした。以前、蚤の市クリニャンクール内に出店している、ある帽子・アクセサリー屋さんでも見掛けて値段を聞いてみると「私のお気に入りだから数百€出されても売りません。」と、威勢の良い答えが返ってくるように、皆さん大事にされているようです。日本でもかなり高額で取引され、レプリカ品が出回る始末になっておりますが、ヴィンテージモノは、昔はまだ数もあったようですが、最近では全く見掛けなくなってしまったそうなので、今回本当にラッキーでした。皆さんは、元は1970年代の鬘や帽子を展示するツールとして扱われていた、人形のような独特な個性を放つツィギーヘッドマネキン、どのように思われますか?個人的には、いつか買い付けてみたいと思い続けていた希少アイテムの一つなので、どのように扱うか現在検討中です。