◎1946年の年頭詔書における濁点について
本日三月七日も、クイズのみで失礼します。
一九四六年(昭和二一)元旦の年頭詔書は、明治元年以降、初めて句読点、濁点が施された詔書とされています(昨年一一月二五日の当コラム「1946年元旦の詔書に対する詔勅講究所長・森清人の見解」参照)。では、その詔書中で引用されている「五箇条の御誓文」の濁点の処理は、どうなっていたでしょうか。次のうちから、正しいものをひとつ選んでください。
1 引用した「五箇条の御誓文」には濁点がついていない。
2 引用にあたって、「五箇条の御誓文」にも、新たに濁点が施された。
3 引用した「五箇条の御誓文」には濁点がついている。ただし、この濁点は、有栖川宮幟仁親王揮毫の正本にもともと振られていたものである。
【昨日のクイズの正解】 3 陣影■『読売報知』の一面コラムのタイトルは、1945年9月1日に、「陣影」から「点睛」に変わっています。
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