ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

全国で、県内で、感染者数驚きの、過去最多更新

2022-07-21 20:20:11 | 生き方
あまりに急激な感染拡大に驚いている。
全国でのCOVID-19感染症の感染者が、過去最多の18万6209人となった。
すごい勢いでの急増だ。
昨日が15万2536人で、それだけでもすごかったのに、2日連続で過去最多の感染。
前日より3万人余り上回り、18万人を超えているから、明日は20万人ということもありうる。
今日は、東京都では3万人超の3万1878人の感染が確認されたほか、大阪府で2万2047人、福岡県で1万752人など、35の都府県で過去最多を更新した。

ご多分に漏れず、わが新潟県でも、午前や昼のニュースでは、県内1700人超が感染の見込みと速報があった。
その後、正式に過去最多の1710人の感染と発表があった。

一日で発表された感染者の数で、1000人を超えたのは、初めてだ。
昨日はまだ800人台だったのに、たった1日で2倍以上の増え方だ。
4月に907人と発表されたときが最多であったが、今日はそれを2倍近く上回っている。

県内の感染確認が、累計で8万5985人となったが、今回は、若い世代から高齢者まで広がっている。
なんでも、今日は、学校や幼稚園、保育園に加えて高齢者施設などあわせて20か所でクラスターが確認されたのだそうだ。

厚生労働省の専門家会合では、直近1週間の新型コロナ感染者が前の週の1.72倍に増加していて、今後も感染者数が過去最多を更新していくということだ。
感染急拡大の原因は、オミクロン株の一種でより感染力が強いとされる「BA.5」への置き換わりが進んでいるためだと言われている。
だが、そこにプラスして行動制限がされていないことも大きいのだろう。
だから、気持ちが緩んでしまっているようなところもある。

ワクチン接種を3回していても、すでに効果無しか…と、暗い気持ちになる。
だが、嘆いていても感染が防げるわけではない。
油断せずに感染防止策を着実に実施し、気をつけなくては。
なにしろ、重症化しやすい高齢者の一人になってしまっているのだから…。
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ムクゲの花のいろいろを楽しむ

2022-07-20 19:10:50 | 草木花
ああ、私が好きな夏の花が咲いているなあ。
そんなことを思いながら、しばし近くの公園に咲いていた花の、その種類のいろいろを楽しんだ。



その花の名前は、ムクゲ。
夏の花の中では、大好きな木の花の一つ。
よくあちこちの家の垣根の一つになっていたり、高速道路脇に続けて植えられていたりするのを見かける。
毎日たくさん咲くのに、一日花。
毎日その木の下には、咲き終わった花が落ちている。

品種の名前は知らないが、咲いている花たちを見るにつけ、種類が多いのだなあと思う。

ただ白いだけのムクゲの花。



この白い花を見ていると、花言葉が「デリケートな愛」「尊敬」だというのがわかる気がする。

その白い花の中に、赤い色が入っているものがある。



白い中に赤。
この種類のムクゲが、私は一番お気に入りなのだ。

うす紫の花びらに赤という花もある。



もう少し濃い紫の花びらに赤というのもあるが、このくらいの方が気品が感じられる。

同じような咲き方をしているものに、ピンクの花びらに赤い色というのもあった。



これもなかなか上品な感じで、きれいだ。

ムクゲには、八重咲のように咲くものもある。



これは、紫色の八重咲の花。


そして、これは、うすいピンクの八重咲の花で、紫色よりもきつくなく、暖色系だけど涼しげだ。



ムクゲの花は、咲き出してから晩夏まで継続して咲き、目を楽しませてくれる。
こんなふうに、花の種類のいろいろを確かめながらムクゲの花見を楽しみ、夏をやり過ごしていくことにしよう。

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新潟シティマラソン、エントリー

2022-07-19 20:12:57 | RUN
5月に、新潟シティマラソンが、4年ぶりに通常開催されると大会事務局から発表があった。



3年前に、台風のために開催中止となって以来、COVID-19感染症禍によって、大会は行われなくなっていたが、今年は開催するという決定であった。

3年前はそれなりに練習をしていたから、自己新記録もねらえるという自信があった。
ところが、仕方のない決定だが、台風で中止ということでがっくりしてしまった。
その後は、感染症禍となってしまい、開催を自粛する大会が多くなり、ほとんどが中止となってしまった。
それによって、意欲が薄れると同時に、加齢のせいか走ると体調が不安定になってしまうことが多くなった。

4月には燕さくらマラソンでハーフマラソンを走ることができたとはいえ、走った後はやはりくらくらしたりしたので、もうフルマラソンは難しいかなと思っていたのも事実だ。

そこに、新潟シティマラソン開催決定の報せ。



出場したいが、今一つ体調の不安があって、どうしようか迷っていた。
そこに報せがあった。
3年前の大会に申し込みながら中止で出場できなかったランナーに救済措置として、優先して出場申し込みができるという。
さんざん迷ったが、もう一度走ってみて、場合によっては今回を最後にしようと決めた。

そう決めた理由の一つには、制限時間が7時間だということだった。
以前は、5時間の制限時間だったために、途中棄権せざるを得なかったこともあったが、7時間だと走ったり歩いたりでもなんとかなるはずだ。
年々、加齢とともに体力が落ちていく。
だから、挑戦できるときに挑戦しておくのは、人生に後悔を残さない、大事なことだと思うのだ。
つまりは、出場して、無理しないでやれそうなところまでやって、とりあえず完走を目指してみようということだ。

今日の新潟日報の投書欄には、「新潟のマラソン完走目標」と、70歳の方の文章が載っていた。



この方も、年齢・体力面からの不安で参加を迷っていたが、エントリーしようと決めたそうだ。
私より5歳年上ながら、完走を目指したいというのは同じだなあ、と仲間のような気がしてうれしくなった。

気がかりは、今また驚くべき急拡大を続けているCOVID-19感染症だ。
まだ大会開催日までは3か月近くあるけれども、どうなるのかなあ…?

まずは、その日を迎えられるように、自分の心身のコンディションを整えておかなくては。



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最も好きな海の歌 「海を見に行く」(小林泉美&フライングミミバンド)

2022-07-18 21:14:14 | うた
今日は、祝日、海の日。
私が若い頃は、海の日なんてなかったから、祝日が増えるのはうれしいことだった。
もっとも、この時期に増えてうれしい理由は、休めるからとか海に行けるから、ということではなかった。
私も、周囲の同僚も、うれしかった理由は、「仕事ができるから」だったのだ。
この時期は、夏休み直前でありながらも、まだ授業日が残っているという状況で迎えている学期末直前の日。
終業式が24日ごろだったから、もうやることはいっぱいあって、てんてこ舞いする時期なのだ。
そんな時に、まる一日、たっぷりたまった仕事ができるというのはうれしかった。
この海の日には、家の子どもたちを海に連れて行くなんて余裕は到底なかったのである。
(…以上、回想…。)


さて、海に行きたい気分を抑えて仕事をしていたわけだが、海の歌は好きなものがいろいろあった。
学生の頃は、自分だけのお気に入りの歌やアーティストを見つけるのが好きだったと、以前何度か書いたことがある。
海の歌で、最も好きな歌も、あまり知られていなくて、実は自分だけとってもお気に入り、という歌なのだ。
その歌の曲名は、「海を見に行く」という。
歌手名は、「小林泉美&フライングミミバンド」
1978年に出された「オレンジ・スカイ」という10曲入りのアルバムの、B面の1曲目の曲であった。



海を見に行くの あなたと二人で
空は青く晴れて 二人をつつむよ
白い波に花を浮かべ あなたの瞳みつめ

海を見に行くの あなたと二人で
淡いロマンティックな 詩の中のように
赤い花を髪にさして 乙女のように走る

ララララ空は ララララ夢は
ララララ風は ララララ季節(とき)は
ララララ夢は 
もう消えてしまうのねえ

何も言わずに 見つめる海は
揺れる心 のせて
ララララ季節は
ララララ夢は
もう消えてしまうのねえ

海を見に行きたい もう一度あなたと
海を見に行きたい もう一度あなたと



けだるく長く始まるイントロから、「海を見に行くの あなたと二人で」と、小林泉美の甘い声が始まると、言い方はおかしいが、いつもゾクッとしてしまう。
曲の中には、波の音や海鳥の鳴き声も入っていて、聴いていると、幻想のような南の海が目の前に浮かんでくる。
海、いいなあ…とあこがれる。

そして、後半の「海を見に行きたい もう一度あなたと」の繰り返しに切なさもある。
現実として感じた、真夏の空、風、季節(とき)なのに、過ぎてしまえば、やがて夢となって消えて行ってしまう。
あの頃は、そんなはかなさが、若さがもつ不安とともに感じられたのだった。

今はもう65歳のジイさんになってしまった私だけれど、今でもこの「海を見に行く」は、時々聴きたくなって流している。

この歌が好きな人は、やっぱり私のほかにもいるんだね。
今の時代、ちゃんとYouTubeにアップしてあるのだから。
聴きたければすぐに聴けるので、ぜひどうぞ。

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J1昇格の先を見つめた鋭い動きを求めて、監督も選手も戦っている ~2022アウェイ金沢戦~

2022-07-17 14:03:39 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第27節。
アルビレックス新潟は、昨夜、今季苦手な傾向のあるアウェイ、しかも過去アウェイ戦の戦績がそんなによくないツエーゲン金沢との一戦。
金沢のツートップは、J1にいたころ鳥栖戦でよく痛めつけられた豊田と、J2に落ちてから愛媛・金沢でよくやられた丹羽だ。
下手にやられないといいなあ、と不安に思いつつ、DAZN観戦。

試合が始まってみると、それは杞憂に終わった。
この試合も、新潟が圧倒的にボールを支配した。
相手を凌駕する試合運びに頼もしさを感じた。

新潟の選手たちの動きを見ていて、とにかく鋭い、と思った。
ボールがどこに行くかの判断と行動が早い。
出すパスのスピードが緩急自在で、受けるときも常に近くの相手を意識しながらボールを止めたり別の場所にずらしたりしている。
ボールを持っているときに、相手のプレスがきつくても、どうするかどこにパスを出すかなど、判断の方向を3つくらいは持ちながら、プレーしている。
サッカーは、完全にシロウトなのだが、見ていてそのくらいは分かる。

この鋭さは、相手チームと比較するとよく分かる。
相手を上回るこのプレーができるということは、日ごろからその鋭さを追求するトレーニング・練習をしているのだろう。
質の高い練習の成果だろうと思う。

何のために?
それはJ1に昇格するため。
いや、それはもちろんだが、近ごろはそれだけではないな、と思うようになった。
監督や選手たちが求めているのは、ボールを保持しながらJ1で通用する、J1でも勝てるプレー。
そこまで力を高めなくては、J2のチーム相手にだって勝てないし、仮に勝てたとしてもJ1では通用しないだろう。
J1で戦うための力をつけようとしているのだ。
そして、妥協を許さない雰囲気の中で練習しているからこそ、試合で鋭い動きが出せるのだ。

そんな目で試合を見ていたが、得点は簡単には生まれなかった。
それでも、29分、MF高のミドルシュートが決まった。
新潟のボランチ職人、高の今季初ゴール。
画面に、日ごろ見られない松橋監督のアツいポーズが映し出された。




これには、ドッと笑った新潟サポが多かったに違いない。
でも、日ごろのインタビューの冷静さと真逆のその姿に監督の人間性を感じ、頼もしく思った人も多かったんじゃないかな?

ラッキー(新潟側にしてみれば)な面もあったPKで、後半早々48分に2点目を入れることができた。
その後、点差が開いたせいか、金沢の目の色が変わったせいか、はたまた新潟の選手に疲れが出たせいか、ボールを支配されることも多くなった。
しかし、そこで攻撃の好きな小見を交代出場させると、82分、その小見からのパスを受けて、FW鈴木がPKに続いてこの日2点目のゴール。
3-0として、試合を決めた。



本間至恩のベルギー移籍が正式に発表されたこの日、彼がいなくても得点を生み出すパターンはいくらでもある、心配いらないよ、ということを改めて見せてくれた。



この結果、首位を守った新潟、勝ち点は54となった。
2位には勝ち点差3で、この日試合のなかった横浜FCと並んだ仙台が上がってきた。
自動昇格争いは、この3チームにかなり絞られてきた。

次からの2試合は、ホームで現在勝ち点40で4位の岡山、6位だが岡山と同勝ち点の長崎とアウェイでの対戦と、強い相手との戦いが続く。
でも、強い相手といってもここで負けるようでは、J1でも勝てないということだ。
このまま自分たちの求めるサッカーを追求して力を高め、勝利を手にしてほしい。

Visca Albirex !!
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「ウイークエンド」の山本コウタローさん、逝く

2022-07-16 18:03:29 | うた
先日、山本コウタロー氏が73歳で亡くなったというニュースが流れた。
ああ、また私が若いときによく聴いた歌い手が亡くなってしまったなあ、と残念に思った。

「走れコウタロー」や「岬めぐり」などのヒット曲で知られている山本氏。
一橋大の卒業論文が吉田拓郎に関するものだったのは、有名な話だ。

最初のヒットとなった、「走れコウタロー」は、氏がソルティ・シュガー時代のものだった。
軽快なメロディーは楽しいし、歌の中の当時の美濃部東京都知事の真似をしたセリフはコミカルだったが、競馬に興味はないし、好きな曲ではなかった。

その後、新たに「山本コウタローとウイークエンド」(のちに「ウイークエンド」)を結成して、1974年に「岬めぐり」をヒットさせた。

私の家には、このウイークエンドが出したレコードアルバム5枚のうち、4枚がまだ残っている。



シングルレコードも2枚ある。



実は、私よりも、私の弟がこのウイークエンドのファンだったのだ。
だからか、中学・高校時代にはバンドを作って文化祭などでよく歌っていたが、ウイークエンド同様の3人組のバンドだったなあ。


【弟が買ったウイークエンドの1stアルバムと2ndアルバム】

家にまだ残っているレコードは、弟の買ったものと私の買ったものの両方がある。
だから、「ウイークエンド ビッグ ライヴ’76」というライブアルバムが2枚ある。



当時東京にいた私が買ったものと、新潟にいた弟が買ったものがある、というのがその真相。
学生の私がいた大学にウイークエンドが出演するコンサートがあり、語りも楽しかったので、ライブアルバムを買ってみると、弟も買っていたというわけだ。

ウイークエンドが出した曲で、私が最も好きだったのは、「カリフォルニア・ドリーム」という曲。



カリフォルニアドリーム 心のままに
空にのびる ハイウエイをかける

カリフォルニアドリーム 風にまかせて
果てないこの道を


開放的な曲で、青空と海と車窓から広がる風景が想像できて、聴いていて心地よくなるから、アレンジも軽く、ゴキゲンな曲だった。

語りも楽しかった、と書いたが、山本コウタロー氏は、深夜放送TBSラジオの「パック・イン・ミュージック」のDJもやっていたと記憶する。
そして、後年は、環境学者・社会学者として、大学の教授となって教鞭を取ったり、講演活動にいそしんだりもしていたというが、そちらの方の活躍については、私はあまり知らなかった。


【ウイークエンドが解散するときのラストアルバム】

先日は、吉田拓郎氏の活動終了のニュースがあり、今度は山本コウタロー氏逝去のニュース。
自分が若者だった頃によく聴いたアーティストたちの終止符の報せが続くのは、なんともさびしい。

でも、彼らが、自分の若いがゆえに揺れる心を歌で支えていてくれたことは、事実なのだ。
当時の歌は、今も残る。
心の中には、何度も何度も流れる。

今、独特の笛の音のアレンジと共に、「岬めぐり」を歌う山本コウタロー氏の声が聞こえる。

岬めぐりの バスは走る
窓に広がる 青い海よ

悲しみ深く 胸に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう




…合掌。

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「楽しいこといっぱい 65」(栗原はるみ著;扶桑社)を読む

2022-07-15 20:19:08 | 読む


テレビを見ていると、様々な料理番組があり、いろいろな料理研究家の人が登場する。
そのなかで、栗原はるみさんが出演しているものが、一番心落ち着いて見ていられる。
最近は、料理を作りながらのおしゃべりがやかましいくらいの人が多く、できた料理がちっとも美味しそうに見えないことだってある。
それに比べて、はるみさんは、物腰が柔らかく、周囲の人への気配りも感じられる。

この本は、はるみさんが65歳になったときに、一つの記念として出版した、初めてのエッセー集。
「65」の文字は、手書きだ。
私よりも10年前に生まれている人が、65歳になったときにどんなことを思っていたのだろう、ということに関心もあった。

料理の番組同様、本書は肩の凝らない、力が程よく抜けたエッセーが並ぶ。
その数は、当時の年齢と同じ65。
一つにつき見開き2ページの構成。
左側に写真、右側にエッセーの文章となっているし、字数も多くないので読みやすい。

「ジーンズ」「私の手、働く手」「はみちゃんの椀」「ボーダーのTシャツ」「ハッカのあめ玉」「豚肉のしょうが焼き」「玲児さんの椅子」「トイレはもうひとつの部屋」…。
エッセーの一つ一つの題目は、はるみさんの毎日の暮らしで大切にしているものやことを取り上げ、それにまつわることや思い出を語っている。
決して無理をしているわけでなく、日々の暮らしが楽しくなるように、自分の生活が充実するように、心がけていることやその実際を披露してくれている。
「ジーンズ」では、いちばん自分らしい格好として、ボーダーのTシャツにジーンズ、そしてエプロンをあげている。
その中でもジーンズは、髪を短くしたら気が軽くなって、チャレンジできるようになった、という。
だから、ちょっと勇気を出して踏み出してみると、新しい自分に出会える気がするということを書いている。

さりげない文章から、65年生きてきた経験から得た自信と知恵がじんわりと感じられる。
そして、夫や母、義母や子どもなど、家族たちとの様々な思い出を交えながらの文章に、感謝の心が伝わってくる。

肩の凝らないエッセー集。
出版されたのは、もう10年も前になる。
3年前には夫との永訣もあって、当時と状況は大きく変わっているだろうと思う。
でも、65歳時点で大切にしていたことは、きっと今も同じだろう。
暮らしを楽しむ、自分の生活を精神的に豊かにして過ごす。
そんなことに、今65歳の私も学びたいなあ。
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色の違うアサガオの花が咲くのを楽しむ

2022-07-14 21:27:13 | 草木花
3年前(正確に言うと4年前)にもらったアサガオの種。



一昨年、去年と、夏に花を咲かせてくれた。
閉校になる小学校の子どもたちが育てたアサガオの種だから、「大事に育ててほしい」という願いを無にはできないと思いつつ、秋に種を取って次の年に備えてきた。

ただ、去年は、咲いている花の色や種類が限定的になってきたな、と思った。
やはり、丈夫な種類のものだけが、勢力を拡大しているように思えた。
それで、去年の秋には、咲いた色別に種を取って保存しておいた。
そして、今年まくときには、プランターを別にして、4つの種類別に種まきをした。
面白いもので、分けてみると、発芽する日数も違っていた。

早く発芽したピンクの花は、毎日たくさん咲いている。



そして、2番目に発芽したものが多かったプランターのアサガオの花は、白いふちどりがあるものであった。
去年種を取ったときには、うすい水色に白の縁どりがある花ばかりだったはずだったのに、咲いた花を見ると、濃い紫に白いふちどりがあるもの、ピンクに白いふちどりがあるもの、と結構いろいろな色の花が咲いている。



去年受粉したときに、種類の違う花の花粉がついたのだろうか。
色が違う花が、いろいろと咲くのが面白い。

残りの2つのプランターのアサガオは、まだ咲いていない。
去年最も多かった、青空のような色のアサガオたちが咲くのは、まだこれからのようだ。

こんなふうに、毎朝咲くアサガオの花を見ることを楽しんでいる。
もらったときは、何粒かしかなかったアサガオの種だが、託された願いどおり、ちゃんと育てて花を咲かせているよ、と心の中でつぶやいている。



明日の朝は、どんな花が咲いているかな…???

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夏の日の花見RUN

2022-07-13 19:44:46 | RUN
昨日の埼玉県南部(?)の大雨は、例年の7月1か月分の2倍に当たる雨が降ったのだという。朝から各局の報道がそればかりだった。
被害に遭った方々は大変だろうと思う。

当地でも昨日それなりの雨が降ったが、大きな被害は出なかったのは幸いだった。
午前中、久々に走りながら、周囲の様子を見てみると、たしかに水が出た跡はあったが、被害はなかったようだ。
田んぼの稲は、順調に育っているように見えた。



さすがに、ひと月ぶりに走ったコースでは、前とは違う花が咲く時期になっていた。

オカトラノオの花が咲き始めていた。



名前のごとく、尾の形。
花は、根元の方から咲いていく。

暑くなると、道端の野草で花を咲かせているものは、少ない。

その代わりに、夏に咲く木の花もある。
たとえば、この花、サルスベリ。



漢字で書くと「百日紅」。
その名のごとく、花が長い間咲き続ける。
近年は、低い矮性の百日紅をよく見かける。

さらに走って森林の公園の方へ行く。
やはり日陰は、少し涼しく感じられ、気持ちがいい。
そこここで、いい香り。
これは、リョウブの花の香りだな。



リョウブの花は今が満開のよう。
この花も、オカトラノオのように、根元に近い方から咲いている。
ピークを迎えると、なかなか咲き方はにぎやかだ。



くさかんむりに「秋」のハギも、早くも咲き出した。



まだまだ秋には早過ぎるぞ、と思いながら通り過ぎた。

木陰を選んで無理せずに走ってはみたものの、帰路およそ3km半は強い陽射しにさらされた。
走っている間は気持ちよかったのだが、31℃の気温下で13㎞を走った後は、汗が止まらなかった。
日陰から日なたに出てみると、目がチカチカした。

公園を選んで走ったのは、水の飲める場所があるから。
水を飲み、塩飴をなめながらの走りだったのだが、やはり夏の走りは気をつけていてもダメージが大きいものだなと思った。
自戒しよう。
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照ればカンカン、降れば土砂降り

2022-07-12 21:20:14 | 自然・季節
カンカン照りが何日も続き、ああ、少し雨がほしいなあ。
そう思って、毎日夕方水やりをしながら、数日間過ごしてきた。

昨夜から久々に待望の雨が降るようになった。
ところが、雷を伴う雨。
しかも強い雨。
夜中に何度も目が覚めた。
おまけに、朝起きてからも雷雨が続く。
先日ほどの長い時間ではなかったが、強い雨が降った。

すると、午前中、近くを流れる川は、もうあと少しで氾濫するところまで水量が増えていた。
日ごろ散歩するときには、泳ぐカモが立っていられるほどの小さな川なのに。
今日は、川幅いっぱいになってあふれそうになっているのを見て、怖さを感じた。
近くの家の人も、窓から恐る恐る様子を見守っていた。
幸い間もなく雨足は弱くなり、それ以上水は増えなかったが、短時間の大雨は脅威であった。


今夜9時現在では、妻の友達が住む埼玉県の鳩山町で猛烈な雨が降り、今後もまた降るというニュースを流していた。
埼玉の鳩山町といえば、6月下旬には39.9℃の猛暑を記録し、数日前までは厳しい暑さで有名になっていたところだった。

今や日本中で、照ればカンカン、降れば土砂降りの、とんでもない天候になっている。
まだ7月も半ばになっていないというのに…。
この夏は、まだまだ続く。
このうえどんな異常気象が出現するのか、どんな被害が生まれてしまうのか、戦々恐々としている。
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