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今日出かけた里山とも言える地域。
2か所に行ってきたのだが、そのどちらでも最もたくさん見かけ、まさに花ざかりだったのが、ツクバネウツギだった。
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ウツギの花は、春に咲く。
様々な種類のウツギがあるけれど、この花は、ウツギのイメージとは少し違う。
ツクバネウツギ。
「ツクバネ」の名前を聞いたら、私には、百人一首の次の歌が思い浮かんでくるのである。
筑波嶺の峰より落つる男女の川
恋ぞ積もりて淵となりぬる
つくばねの みねよりおつる みなのがわ こいぞつもりて ふちとなりぬる )
そんなこともあって、ツクバネウツギは、
「筑波嶺空木」
と書くのだと思っていた。
ところが、そうではなかった。
「衝羽根空木」
と書くのである。
「筑波嶺」ではなく、「衝く羽根」だったのだ。
この意味は、「羽根つき」の意味の「衝く」だったのである。
確かに、そう言えば、花弁が落ちた後のガクが羽根つきの羽根のように見える。
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そして、この花の特徴的なところは、花が2つ一緒に咲いていることが多いこと。
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つぼみの頃から一緒?
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2つ一緒に咲いている。
そんなところは、ニリンソウのようだ。
たくさん見かけたツクバネウツギ。
名前の由来に、咲く姿・咲き終わった姿に、なんともいえず楽しさを感じた日曜日であった。