ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2度も追いついて負けないというのは確かにすごいのだが…~アウエー町田戦~

2020-07-15 22:28:10 | アルビレックス新潟
0-2となった時点で、普通なら、今日は負けだ、と思うところだ。
ところが、今季のアルビレックス新潟は、
いや、このままおめおめと負けることはないだろう。
何とか追いついてくれるんじゃないかな?
というそんな気持ちになれる。

そして、その気持ちが真実になるのだから、面白い。
まあ、応援する側からすれば、本当に面白いのは、チームが勝つことなのだけれども。


今日の試合は、J2リーグ第5節、アウエー町田戦。
アウエーで入場制限があるから、応援する新潟サポーターは入場できない。
そして、雨の中での一戦だったので、試合開始から非常にスリッピー。
ボールが止まることはなかったが、足元が滑って転ぶ選手が続出した。
アクシデントから点が入ることもありうるな、と思っていたら、案の定だった。
開始2分にもならないうちに相手にフリーキックを与え、そのボールを足が滑ってうまくクリアできなかったボールを、ゴールに蹴り込まれ先制された。

その後は、新潟が攻勢に出ることは多くなったのだが、相手の速攻から思い切りよく放たれたボールが、ポストに当たってゴール。
前半で0-2の劣勢となってしまった。

後半開始から、攻撃的なペドロ・マンジーや秋山を入れた新潟は、ボールのまわりがよくなった。
53分、田上のフリーキックで1点を返す。
75分には、コーナーキックのチャンスから、舞行龍が蹴り込み、同点に追いついた。

期待の本間至恩を入れ、勝ち越しをねらう新潟だったが、84分にコーナーキックから想定していなかったパスをゴール前に出され、後ろから駆け込んだ選手に勝ち越しゴールを奪われてしまった。
2-3。
残り時間が少なくなったが、このまま負けてしまうはずがない、と信じることにした。

先の失点は、自分のミスがからんでいる、と自覚した本間至恩は、奮起した。
何とか取り返そう、自分が決めようと、89分には素晴らしいボレーシュートをゴールに叩き込んだ。
ボールは、バーに当たったのだが、気持ちが入ったボールは、力強くゴール内の芝生にはねた。
新潟は、3-3の同点に追いついた。
そして、試合はまもなく終わりを迎えた。


…勝ってほしいところだったが、しぶとく追いつけるところに、今年のチームの力強さがある。
5試合で13得点は、リーグ2位のすばらしい得点力だ。
反面、5試合で11失点は、20,21位の山口、群馬と同じく、リーグワーストである。

攻撃は、見ていて本当に楽しい。
ただ、毎試合のように3点取っても勝てない試合があるということは、最上位を目指すチームとしては修正すべき大事なポイントだ。
試合は、待ってはくれない。
次の日曜日にも、中3日でホーム山形戦がある。
厳しい日程となるが、不安な部分を修正・解消し、勝利してほしいと願っている。

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