ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

昭和の大横綱、大鵬親方の逝去を悼む

2013-01-20 20:34:05 | ひと
巨人、大鵬、卵焼き…。

子どもの頃、本当に好きだったなあ、3つとも。

大相撲の大鵬親方が亡くなった。

相撲とりは短命が多い、というが、72歳。短命といってもよいだろう。

大鵬が横綱として活躍し出した頃、子どもの頃のわが家には、まだテレビがなかった。

テレビの置いてある近所の雑貨店に、「テレビを見せてください。」と人が集まったものだ。

特に、人がよく集まったのは、大相撲中継であった。

小学校入学前の私は、大鵬が大好きで、「大鵬!大鵬!」と言って応援しながら、テレビの大相撲中継を見せてもらったものだ。

ところが、応援の声が大きくなりすぎて、店の人から、「やかましい。うるさくするなら、出ていけ!」と、怒られたこともあった。

小学校時代は、しだいに、強すぎる大鵬が敗れると喜ぶ、「アンチ大鵬」になってしまった。

特に、小兵の「海乃山」という力士が好きで、立ち会いのけたぐりで何度か大鵬を倒すのを見て、すっかりファンになってしまったものだ。

人生でたくさんの苦労をかかえながらも、相撲界を背負って立っていた人だった。

性格的にもすばらしく、間違いなく、昭和の大横綱であった。

合掌。
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