ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

久しぶり、息子と16kmRUN

2020-07-13 22:10:16 | RUN
久々に午前中から晴れ間が見えた。
晴れると、洗濯物の乾きが違う、干した後のにおいが違う。
気持ちよく過ごし始めたら、今日が休みの息子が、珍しく
「今日、一緒に走らない?」
と言ってきた。
わが家では、息子もRUNNERなのだが、親子で一緒に走って練習することは、年に1,2回あるかどうかである。
すぐに「いいよ」と答え、どこを走るか、どのくらい走るかを話した。
「20km走る?」にも、最初はうなずいたものの、最近の私は、今いちの体調が続いたので、10km前後しか走っていなかった。
だから、少し長く走りたくて、最終的に15,16kmくらいのコースを選んだ。

今日の走りは、5分40秒~6分くらいのジョギング。
ジョギングと言っても、近ごろは、5分40秒は苦しい。
5分50秒~6分くらいが走りやすいペースかな、と思った。
最も、ペース配分を伴う走りは苦手で、体が走りたいように走ることが多い私である。
息子の方は、ペースを守るなら守る、というのは得意なようだ。


走り出して、斜め前を行く息子の後を追いかけるようにして走った。
走り方は、息子はストライド走法中心、私はピッチ走法中心。
若いから,脚のバネをいかして走れる息子がうらやましくもある。
時折陽射しが雲間から出てくると、暑い。

今日走ったのはサイクリングロード。
道端には、ところどころでヤブカンゾウの花らしきものが、さわやかな顔をして(?)咲いていてくれた。

暑い中、癒やされる気がした。

とはいうものの、陽ざしをさえぎるものは、もともと少ないが、途中からまったくなくなる。
陽がかげっても、足元の舗道からムンムンとした熱気が上がってくる気がする。
少しずつつらくなってきた。
息子が気をつかって、様子を見てくれたり、「折り返す?」と聞いてくれたりしたが、予定通り8km走ったところで、折り返すことにした。


私は暑かったので、持って行ったスポーツドリンクのボトルから時々水分を取っていたが、息子は、「20kmまでは、水分を取らなくても大丈夫」と言いながら走っていた。

近ごろは走っていなかった16km。
13kmあたりからつらくなったが、前を行く息子についていこうとしたおかげで、16kmを最後まで走り切ることができた。

走り終わって、日陰に座り込んだ私のそばで、30代の息子は腰を下ろすこともなく、さすがにまだまだ余力が感じられた。
最近は、週に1度、娘と短い距離をジョギングするようになった。
今回は、息子と長い距離を走ることができた。
20数年前、彼らが小学生のころは、春から秋まで毎朝のように一緒に走ったものだった。
いくつになっても、親子で一緒に走って汗を流すことができるのは、いいものだと思った。
今日のように疲れてしまうようにもなってきたけれど、まだまだしばらく一緒に走れるようでありたいものだ。


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