ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

久々の夏の星空対決は、ドロー ~2022J2開幕 新潟はアウェイ仙台戦~

2022-02-20 18:04:09 | アルビレックス新潟

北京五輪のカーリング決勝に進出した日本代表ロコ・ソラーレ。
4年前の雪辱を期したイギリスに完敗であった。
でも、ここまで本当によくやったと思う。
チーム及び関係者の皆様、お疲れさまでした。

だが、それよりも勝敗が気になっていたのは、今日開幕戦を迎えたサッカーJ2リーグのアルビレックス新潟の試合。
いよいよ2022シーズンの開幕だ。
第1戦の相手は、J2に降格してきたベガルタ仙台。

地方都市の中でも大きい仙台と新潟。
よく似ているような気もする。
だいたいどちらも夏の天の川に関係した星に由来するチーム名だ。
「ベガルタ」だって、天の川をはさんで存在するベガ(織姫星)とアルタイル(彦星)の合体名という、夏に輝く星から名前が来ている。
アルビレックス新潟だって、夏の夜空、天の川の中に浮かぶ白鳥座の先端に輝いているアルビレオ星と王様を表す「レックス」の合体名だ。
さらに、新潟県も宮城県も、使う電力会社はどちらの県も東北電力なのである。

おっと脱線した。
その地方都市の代表格的なチーム同士の対戦。
両チームにとって、J1昇格は悲願だろう。
仙台とすれば1季でのJ1復帰は強い目標だろうし、J2暮らし5年目を迎えた新潟は昨年前半突っ走ったが最終的に6位だったから、悔しさが残っている。

対するに仙台は、何人か主力が入れ替わったとはいえ、個人の能力が高い選手が補強されたと聞く。
新潟は、主力がほとんど残留していたから、昨季をベースしてより精度を上げて強い戦いをしてほしい。
そのためには、仙台は、格好の相手だと思った。

試合前の懸念は、新潟が1月のCOVID-19感染症の感染で、10日間ほどチーム練習ができなかったこと。
おまけに、今週の積雪で新潟の練習場が使えなくなり、土の上での大切な練習時間が短くなってしまった。
これでは、体力強化や戦術の浸透、コンディション調整などに不利な部分があるのではないかと懸念した。

今日の先発は、
GK 小島
DF 藤原、舞行龍、千葉、堀米
MF 高、谷口、高木、伊藤、イッペイ・シノヅカ
FW 鈴木

ボランチを高1人にして、2列目を厚くした印象。
新戦力の伊藤とイッペイ・シノヅカを起用した。

立ち上がりから、新潟は、存分に攻めるサッカーを見せた。
この2年間で志向してきたつなぐサッカーが、「より攻撃的に!!」というチームスローガンに恥じないようなプレーを見せていた。
素早いパス回し、他の選手と連動した動きなど、完全に仙台を上回っていた。
チャンスは非常に多く作った。
守備でも、危ない場面はわずかしかなかった。

後半のアディショナルタイムでも、ほとんどが「新潟の時間」。
だが結局、0-0のドロー。
必死に守る仙台のゴールを割ることができなかったのは残念だった。

しかし、昨季までJ1にいた仙台を相手に回して互角以上の戦いができた。

DAZNによると、ボール支配率56%。
新潟のシュート数は18で、枠内シュートが11本。
コーナーキック数11。
完璧に主導権を握っていた。
だからこそ、勝ちたかった。
試合終了直後、芝生をたたいて勝てなかったことを悔しがるMF高の姿が印象的だった。
松橋新監督も、

しかし、短い準備期間だったし、調整も難しい条件の中で、「より攻撃的に!!」いくサッカーを見せてくれた。
個々のゴールをねらうシュートも多く見られた。

新戦力も、既存戦力も、頼りになりそうで楽しみだ。

ただ、途中けがで退場した鈴木、イッペイ・シノヅカ、舞行龍の状態が心配だ。
でも、全体の戦力が向上しているし、代わりの選手もいるから、心配しないことにする。

いよいよ始まった2022シーズン。
勝利のスタートではなかったけれども、またサッカーのある日常が帰ってきた。
ワクワクドキドキのシーズンの終わりに、大きな歓喜が待っていることを期待しよう。

今年こそ Visca Albirex !

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