赤芝峡。
国道113号線を通って山形県に入り、横根トンネルを抜けると間もなくのところにある。
かつては、国道沿いに赤芝峡レストハウスがあったので、その辺りを赤芝峡と呼ぶのだろうと、私は思っていた。
確かに、その場所には国道の橋があって、そこから眺める川の流れ、紅葉した木々の眺めは美しい。
しかし、そこだけが赤芝峡でないことを、3年ほど前に知った。
横根トンネルを迂回するように、遊歩道があるのだ。
遊歩道に車は侵入できないし、駐車スペースもそんなに多くはない。
しかし、渓谷の紅葉があざやかなのである。
ここでの紅葉の美しさは、「黄葉」の方である。
山もみじが、黄色く色づいている。
「荒川」がゆっくりとカーブしながら流れていくが、そのカーブと平行するように、遊歩道がある。
かつて、この細い遊歩道が新潟と山形を結ぶ道だったのであろう。
今は、こうして川を横切るようにして、国道も鉄道もトンネルを通って進んでいる。
横根トンネルを出てすぐのところに、遊歩道に下りる細い道がある。
そこに下り、残っている駐車スペースに車を止めて、遊歩道を歩き出した。
すぐ近くの山になるのだが、紅葉の存在感がなかなかである。
流れがきれいなので、川原に下りてみたいと思うのだが、下りられる場所はなかなかない。
せいぜい、この場所の大きな岩の上くらいである。
下りてみると、遠くからガタンゴトンという音が響いてきた。
この岩の上から、山形県側のトンネルの入り口の方に、米坂線の列車が通るのが見えた。
ところどころに、山を下ってきた水が滝のようになって流れているところがある。
遊歩道の下を流れ、川へと勢いよく注ぎ込む。
その周辺では、落ちた葉が花筏のようになり、くるくると回っていた。
ゆっくりと30分も歩くと、遊歩道の終点である。
この辺りから見ると、鉄橋の存在感が大きい。
列車は、さっき行ったばかりだから、通らない。
平均すると、1時間に1本も通るまい。
そんなことを考えながら、来た道をゆっくりと引き返したのであった。
すると、そこに、ボートを持った人々が…。
ヘルメットもかぶっているところをみると、この流れでラフティングするのだろうか?
駐車場の近くから、漕ぎ出す様子が少し見えた。
ゆったりした気分で、赤芝峡の散策を楽しんだのであった。
国道113号線を通って山形県に入り、横根トンネルを抜けると間もなくのところにある。
かつては、国道沿いに赤芝峡レストハウスがあったので、その辺りを赤芝峡と呼ぶのだろうと、私は思っていた。
確かに、その場所には国道の橋があって、そこから眺める川の流れ、紅葉した木々の眺めは美しい。
しかし、そこだけが赤芝峡でないことを、3年ほど前に知った。
横根トンネルを迂回するように、遊歩道があるのだ。
遊歩道に車は侵入できないし、駐車スペースもそんなに多くはない。
しかし、渓谷の紅葉があざやかなのである。
ここでの紅葉の美しさは、「黄葉」の方である。
山もみじが、黄色く色づいている。
「荒川」がゆっくりとカーブしながら流れていくが、そのカーブと平行するように、遊歩道がある。
かつて、この細い遊歩道が新潟と山形を結ぶ道だったのであろう。
今は、こうして川を横切るようにして、国道も鉄道もトンネルを通って進んでいる。
横根トンネルを出てすぐのところに、遊歩道に下りる細い道がある。
そこに下り、残っている駐車スペースに車を止めて、遊歩道を歩き出した。
すぐ近くの山になるのだが、紅葉の存在感がなかなかである。
流れがきれいなので、川原に下りてみたいと思うのだが、下りられる場所はなかなかない。
せいぜい、この場所の大きな岩の上くらいである。
下りてみると、遠くからガタンゴトンという音が響いてきた。
この岩の上から、山形県側のトンネルの入り口の方に、米坂線の列車が通るのが見えた。
ところどころに、山を下ってきた水が滝のようになって流れているところがある。
遊歩道の下を流れ、川へと勢いよく注ぎ込む。
その周辺では、落ちた葉が花筏のようになり、くるくると回っていた。
ゆっくりと30分も歩くと、遊歩道の終点である。
この辺りから見ると、鉄橋の存在感が大きい。
列車は、さっき行ったばかりだから、通らない。
平均すると、1時間に1本も通るまい。
そんなことを考えながら、来た道をゆっくりと引き返したのであった。
すると、そこに、ボートを持った人々が…。
ヘルメットもかぶっているところをみると、この流れでラフティングするのだろうか?
駐車場の近くから、漕ぎ出す様子が少し見えた。
ゆったりした気分で、赤芝峡の散策を楽しんだのであった。