ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

スーパースター王貞治監督の勇退

2008-09-24 23:21:23 | ひと
王貞治監督が、辞任を表明した。
寂しい。本当に寂しい。
我々50代の人間にとっては、王貞治は、子どもの頃からのヒーローだった。スーパースターだった。
ここ新潟では、民放テレビ局は、1つしかなかった。TBS系だったから、巨人戦の野球放送は、めったに見られなかった。
だから、夕食後、ラジオを聞いて、「打て、王!」と叫びながら毎試合応援していたものだった。
子ども心に、ホームランを量産する王選手には、あこがれの的だった。
一本足のその特徴ある打法は、クラスメートも自分もよく真似をしたものだった。
長嶋選手は、確かにプレーでアピールしていたが、ここぞという時にホームランを打つ王選手には、もっと引き付けられた。
選手として引退を決めた年だって、まだ30本のホームランを打っていた。
だから、惜しまれての引退だった。
監督としては、巨人よりホークスでの実績が高かったと思う。
イチローが、心から尊敬する野球人だった王貞治という人。
選手の時だけでなく、監督としても惜しまれて勇退する人、王貞治。
子どもの頃のあこがれの人が、ついに最前線から身を引く。
自分はまだ働いているが、王監督の勇退に、人はいずれ去る時が来るのだということを感じてしまう。
今までのあこがれの王貞治氏の、せめて、これからの健康を祈りたいと思う。
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