ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ラグビー日本代表敗退も、ONE TEAMのすばらしさを見せてもらった 

2019-10-20 22:23:54 | スポーツ
ラグビーワールドカップ準々決勝。
日本対南アフリカ。
3-26。
一次リーグ4連勝。初の決勝トーナメント進出。ベスト8。
ここまで勝ち進んできた日本の快進撃が止まった。

前半は、期待の持てる3-5での終了だったが、南アフリカは、後半は日本のよさを出させず、弱いところを徹底的に突いてきた。
南アフリカは、後半圧倒的にボールを支配した。
しかし、点差が離れても、日本の選手たちは最後まで本当によく戦ったと思う。

最後は、自分たちでボールさえ出せば試合を終わらせることもできたのに、プレーの続行を選んだ南アフリカ。
意地でも最後に日本からトライを奪おうとした。
だが、日本の選手たちも粘って、懸命にタックルを繰り返し守備をしていた。
何度かのアタックによっても前に進むことができず、南アフリカは、とうとう試合を終わらせる選択をした。
そこで試合は終わった。

試合が敗戦で終わってからも、まだ終わっていないプロ野球日本シリーズにテレビのチャンネルを切り替える気にはならなかった。
普通なら、自分の応援しているチームが負けると、チャンネルを変えるか消してしまうかしてしまうのだが、今日は試合の余韻を感じていたかった。

次々に映される選手たちの表情が、ベスト8の満足感はあっても、やはり負けて終わってしまったことに大きな感慨を抱いていることを物語っていた。

試合直後のインタビューでトンプソン選手は言った。
「さびしい。」
と。
終わってしまったことをそう表現していた。
トンプソンもその後のインタビューで語っていた堀江選手も、
「精一杯やった。」
と語っていた。
そして、
「いいチームだった。」
とも。

ONE TEAM。
国籍の異なる選手たちが集まっていても、互いを信頼しながら力を合わせ、1つになって戦う姿は、見事だった。
試合開始前の国歌斉唱で、韓国やニュージーランドや様々な国籍の選手でも、みな堂々と「君が代」を歌っていた。
そこにも、感激した。
彼らは間違いなく、私たちの誇る日本代表だった。
そして、本当に素晴らしい結束と戦いぶりだった。

ありがとう、日本代表フィフティーン。
フィフティーンだけでなく、このチームにかかわったすべての人に、大きな拍手と感謝の言葉を送りたい。
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