ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

走ると感覚が鋭敏になるような気がする

2011-09-27 18:09:13 | 生き方
自分の中の生き生きした感覚、というものがさすがに50代になると落ちていると感じる。
ものごとの一つ一つに対して、純粋な感覚で受け取れなくなっているというか、新しい発見をした喜びというものがなくなっている。
実は、五感で感じるものを、新鮮に感じ取れなくなっているだけなのかもしれないが。

そんな中で、時々感覚が呼び覚まされたように感じることがある。
それは、どんな時かというと、走っている時、あるいは走り終わった時である。
苦しい中、走っている自分や走り終わった自分の中の、ものごとを感じ取る感覚が研ぎ澄まされているように感じる。
当たり前の物事の見方が、少し変わって見えるのだ。

走りながら、見るものや、考えることなどがある。
走りながらでなければ考えないようなことも、不思議に考えるのである。
走り終わったときは、達成感・充足感があり、非常に心地よい気分になっていて、目に映るものや周囲の景色が新鮮に映るような感じがする。

その感覚が、50代の今は、とても大切なような気がしている。
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