ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

ヤハズソウ…グラウンドの草地に見つけた

2011-09-15 21:40:12 | 草木花
9月末から10月はじめにかけて、新潟県内では、6年生を対象として親善陸上大会や陸上記録会が行われるところが多い。
ところが、9月になってもこの頃は、残暑が厳しい。
毎日毎日蒸し暑い。
そんな中、毎日のように6年生はグラウンドを走って、大会に備えている。
私も、子どもたちに混じって、グラウンドに出ている。
グラウンドは、連日の真夏日で、土が固くなってカチカチの状態だ。
汗をしたたらせ、顔を上気させた子どもたちの姿は、いとおしい。

そんな暑さなものだから、日陰が、非常に心地よい。
暑い中だが、夏に比べ、風も少しは感じられる。
足元には、元気な雑草たち。
こんなに固い、乾いた土の上なのに、青々としてなんと元気なことか。
すごいなあ、とその生命力に目を見張る。

すると、地面にはうように生えている雑草たちの中に、赤紫色の小さな花を見つけた。

この色は、秋の花、萩に似ている。
ポチンとついた花がかわいらしい。
携帯では、うまく写真がとれない。
見事に花がぼけてしまった。

でも、いったい何という草なのだろう?
咲き方から、萩を思いながら調べてみた。
クサハギ?…違っていた。
紫色をたよりに調べていると、どうやら見つかった!


ヤハズソウ。

なるほど、ちぎってみたら、葉がこんな形に…
(ウィキにあったとおりだ)

「矢」の一部ですなあ。
ひょっとして、「ヤハズ」って、ここから連想できる矢のあの部分のこと?
なんて思った。

さらに、地面でも少しだけ湿った辺りに生えるのだとか。
そういえば、日なたではあっても、少し日陰になることもあるところに生えていたなあ。

ヤハズソウ。
また新しい雑草を一つ知った。
このことが、楽しい。
コメント
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