サッカーW杯カタール大会でEグループの日本は、強豪ドイツと対戦して2-1で勝ちました。
正直ビックリしちゃいましたね。
前半は4バックで前線からプレスするという作戦がうまくいかずに、いいようにアシラワレ、前半33分にGK権田が不用意な反則をしてPKで先制されてしまいました。
この権田のプレーにじいちゃんは一言言いたい!
何で足から突っ込んだのか?
GKは手が使えるんだから、手と体で防ぐべきだ。
足からいけばゲーム巧者のドイツ人は、少し触れただけで大げさに倒れ込んでPKを狙ってくることが分からんのかいな?
手と体で防ぎに行けば、うまくいけばキーパーチャージで相手が反則になったかもしれません。
手から行くと顔でも蹴られて怪我をするかもと一瞬考えたのか(GKが味方とぶつかって退場したことがありますから)。
それとも練習中からあんな防ぎ方をしていたのか。
もしそうなら、GKコーチもアホなんですね。
まあ、前半はこの1点でなんとか抑えられたのが後半に繋がりました。
後半の開始早々にまったく機能していなかった久保を富安に代え、年長で疲れの見える長友を三苫に、後半12分には前田を浅野に、26分には田中を堂安に、そして30分には負傷した酒井を南野に代えて、超攻撃的な布陣にし、4バックを3バックにして相手を惑わせ、マークする相手をハッキリさせる作戦に出ました。
これが功を奏して、後半30分にGKが弾いたボールを堂安がゴールに押し込み、38分には縦パスをうまく抑えた浅野がそのままゴールに叩き込んで逆転しました。
この時、残り時間は7分もあり、10分のアディショナルタイムを含めて20分近くを守らねばならない状況でした。
森保監督は3バックを5バックにシステム変更し、ドイツの波状攻撃を跳ね返す作戦に出て、これが嵌ってそのまま終了…。
PKで先制された権田も数多のシュートを跳ね返す大活躍を見せ、ゴールを死守しました(まあ、これで許してあげよう)。
この試合結果に日本中のサポーターが大喜びしたでしょうね(ほとんどの人が負けると思ってただろうから)。
あの「ドーハの悲劇」から約30年、あのゲームのメンバーだった森保監督は「ドーハの歓喜」に歴史を塗り替えてくれました。
ただ、Eグループでまだ1勝しかしてないので、これで決勝トーナメントに進出できるかどうかは分かりません。
試合後のインタビューで選手たちは異口同音に「まだ1勝しただけ」と気持ちを新たにしてたのが嬉しいです。
残りのEグループのスペイン×コスタリカは、スペインが7-0で勝って得失点差で1位(日本は2位)です。
次のコスタリカ戦で勝利して、決勝トーナメント進出する切符を掴んで頂戴な。
そして、スペイン戦では思う存分戦って、ドイツに続きモイチド強豪スペインを食ってやるようなゲームを見せて欲しいもんです。