今日の中日新聞で発表された世論調査の結果で「集団的自衛権行使容認の解釈改憲」に反対する人が50%・・。賛成は34%。
「憲法9条を変えた方が良い」と思う人は24%、「変えない方がいい」という人は62%という結果が出ました。
理由はいろいろですが、やっぱり自民党が目指す「普通の国」というのは戦後70年近く「平和憲法」に基づいて暮らしてきた国民にとってなじまないものになっている証拠でしょう。
米・韓との安全保障を強化するために安倍政権が推進しようとしている政策には、やっぱり無理があります。
アメリカは、自分たちが押しつけた憲法なのでいまさら「憲法を改正して戦争が自由にできる国になれ!」とも言えないでしょうし、韓国や中国は本当に9条を改正することになったら黙っているはずがありません。
我が国は、世界でも珍しい「平和憲法」を軸とした安全保障体制を作り上げていくしか生きる道はないんじゃないでしょうか。
それにしても、安倍さんは急ぎ過ぎです。
確かに、安倍政権でしか「9条改正」なんてできないでしょうから、急ぐのは分ります。
自民党の規約では、総裁は2期・6年しかできません。
安倍さんに残された任期は後約4年・・・。
この間にできれば現状の「平和憲法」の一角を壊したいと焦っています。
しかし、約70年守られてきた憲法をたった6年でぶち壊すのは無理でしょう。
もし、本当にこれを実現したいなら総裁の任期を延ばして、緻密な議論を繰り広げるべきです。
佐藤内閣のような長期政権が実現すれば、国民的な議論を巻き起こすこともできるでしょう。
それを、国民が全く信用できない代議士たちだけでチマチマやろうとするから国民が反対するんです。
この世論調査で「原発再稼働に関する質問」もありました。
「再稼働反対」は61%。「賛成」は30%。
倍以上の開きで国民は「再稼働」に反対しています。
原発の代替として「太陽光、風力などの自然エネルギーの新技術が進む」(43%)なんてバカなことを応えている非現実的な人々が多いのも不安ですが、じいちゃんもゼロに近づけていくことに賛成です。
代替エネルギーは以前からこのブログで主張してる日本近海にある大量のメタンハイドレードの即時開発の推進と高効率の火力発電、そしてバイオ燃料を使った地産池消のバイオマス発電です。
再生可能エネルギーは、日本の国土では非常に使いづらいので、家の屋根に付けた太陽光パネルで家庭で使うくらいの小規模のものなら実現可能でしょうが、大量の電力を必要とする工場などに送電する分を賄うのは難しいと思います。
原発の再稼働に政府が熱心なのは、これまで数十年に渡り原発促進に関わってきた官僚機構とまだまだ原発によって利益を十分に得ていない電力会社、これを利権としてきた産業界との結託という側面があります。
政治家や官僚たちが、国民の豊かな未来を本当に考えるなら「集団的自衛権の解釈改憲」や「原発再稼働」なんて発想は絶対出てこないはずなんですがねぇ~。
「憲法9条を変えた方が良い」と思う人は24%、「変えない方がいい」という人は62%という結果が出ました。
理由はいろいろですが、やっぱり自民党が目指す「普通の国」というのは戦後70年近く「平和憲法」に基づいて暮らしてきた国民にとってなじまないものになっている証拠でしょう。
米・韓との安全保障を強化するために安倍政権が推進しようとしている政策には、やっぱり無理があります。
アメリカは、自分たちが押しつけた憲法なのでいまさら「憲法を改正して戦争が自由にできる国になれ!」とも言えないでしょうし、韓国や中国は本当に9条を改正することになったら黙っているはずがありません。
我が国は、世界でも珍しい「平和憲法」を軸とした安全保障体制を作り上げていくしか生きる道はないんじゃないでしょうか。
それにしても、安倍さんは急ぎ過ぎです。
確かに、安倍政権でしか「9条改正」なんてできないでしょうから、急ぐのは分ります。
自民党の規約では、総裁は2期・6年しかできません。
安倍さんに残された任期は後約4年・・・。
この間にできれば現状の「平和憲法」の一角を壊したいと焦っています。
しかし、約70年守られてきた憲法をたった6年でぶち壊すのは無理でしょう。
もし、本当にこれを実現したいなら総裁の任期を延ばして、緻密な議論を繰り広げるべきです。
佐藤内閣のような長期政権が実現すれば、国民的な議論を巻き起こすこともできるでしょう。
それを、国民が全く信用できない代議士たちだけでチマチマやろうとするから国民が反対するんです。
この世論調査で「原発再稼働に関する質問」もありました。
「再稼働反対」は61%。「賛成」は30%。
倍以上の開きで国民は「再稼働」に反対しています。
原発の代替として「太陽光、風力などの自然エネルギーの新技術が進む」(43%)なんてバカなことを応えている非現実的な人々が多いのも不安ですが、じいちゃんもゼロに近づけていくことに賛成です。
代替エネルギーは以前からこのブログで主張してる日本近海にある大量のメタンハイドレードの即時開発の推進と高効率の火力発電、そしてバイオ燃料を使った地産池消のバイオマス発電です。
再生可能エネルギーは、日本の国土では非常に使いづらいので、家の屋根に付けた太陽光パネルで家庭で使うくらいの小規模のものなら実現可能でしょうが、大量の電力を必要とする工場などに送電する分を賄うのは難しいと思います。
原発の再稼働に政府が熱心なのは、これまで数十年に渡り原発促進に関わってきた官僚機構とまだまだ原発によって利益を十分に得ていない電力会社、これを利権としてきた産業界との結託という側面があります。
政治家や官僚たちが、国民の豊かな未来を本当に考えるなら「集団的自衛権の解釈改憲」や「原発再稼働」なんて発想は絶対出てこないはずなんですがねぇ~。