大型台風24号が、九州に接近しています。
今日のお昼過ぎから明日の午前中にかけ、九州~四国~東海~関東~東北~北海道と日本列島に沿って北上して行くという予想進路が出ています。
東海地方には、今日の夕方最接近するようで、じいちゃんちでは、すでに窓のシャッターを全部降ろし、普段は外に出してる空き缶やペットボトル用のゴミ箱を家の中に入れてあります。
さっきkenがどっかへ出かける前に「台風が来ないうちに帰ってこいよぉ~」と声をかけました。
今年は猛暑日が続いたり、大雨で洪水が起こったり、大型の台風がいくつも迫ってきたり、大地震があったりと自然災害続きです(何十年かに一回と気象庁が言ってた激甚災害という言葉が頻繁に発せられてる?)。
その度に、多くの犠牲者が出たりして、政府もその対応に追われまくっています。
それに加えて、アメリカのトランプさんが貿易不均衡の是正と称して(実は中間選挙対策だが)、日本に脅しをかけてきてますから安倍さんも大変でしょう。
国内の諸問題や海外からの圧力、さらに自然災害と、こんな時に日本の行方を一身に背負っているのは、どんな気持ちなんでしょうか??
普通の人ならストレスでぶっ倒れそうですが、安倍さんは心臓に毛が生えているので、そんなこたぁ~お構いなしで、後3年も首相の座に座り続けるおつもりです。
「今の代議士の中には安倍さんの代わりを務められる人はいない」という結果が新聞社の世論調査の度に上位を占めていますが、国会議員の顔ぶれを見ると、安倍さんの施策におおよそ反対意見のじいちゃんでさえ、他の人では無理だろうと思ってしまうのが現状です。
安倍さんの施策への意見は度々書いていますが、政府の重要な役割である外交・経済に関しては、間違った方向に行ってしまってるんじゃないかと思えてなりません。
確かに株価は上がっていますが、庶民にその恩恵はなく、社会保障でも将来の不安が高まるばかり、そして、外交では中国や北朝鮮を警戒して米国にナビクばかり、安全保障では特定秘密保護法や防衛関連法の改正などで軍事力を強化し、さらに自衛隊の憲法明記を目指しています。
平和国家・日本は一体どこへ行ってしまったのかなぁ~??
でも、戦後の日本ってそんなに平和な国だったんでしょうか?
安保闘争で学生運動が巻き起こり、その残党たちが爆破事件やハイジャック事件を起こしたり、オウムがサリンをまき散らしたりとちっとも平和な国じゃ~ありません。
1955年生まれのじいちゃんが、物心ついてからズゥ~とそんな大きな事件をTVニュースで見続けてきました。
20世紀後半には、自民党が何かしでかそうとするとそれに反対する人々が大挙してデモをしたりすることが頻繁にあり、学生も労働者も活発な活動を続けていました。
今では、学生や労働者にそんな気概はなくなって、政治に対して無関心…。
安倍さんにとっては、自分を首相の座から引っ張り降ろそうという奴らがいなくて、忖度ばかりしてくれる人が増えて、天国のような毎日でしょう(いろいろ問題は抱えてるが)。
そんなこんなで、将来の行方より、今日の台風の行方がスゴく気になる我ら日本人です(いつの間にか議員たちの思い通り政治に関しては骨抜きだぁ~)。