マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

ヨシ焼き

2023年03月21日 | 散歩写真




09:30になったらイキナリ始まりました。
何が始まったかというとヨシ焼き(野焼き)です、今日は福島潟で「福島潟新芽呼ぶヨシ焼き」が予定されていたんですが、定時開始となりました。

ヨシ焼きは、福島潟の環境保護には欠かせない行事で、樹林化・陸地化を防止し、地面に日光を届かせヨシの芽吹きを促したり、害虫を駆除したりすることが目的だそうです。
福島潟の春の風物詩と言って良いでしょう。

行事開始前、福島潟にある環境省の建物前で、今日ヨシ焼きの点火を担当する人たちが集まっているのが見えました。
点火を担当する人たちは、一隻の船に3人ずつ分乗して、点火を担当する島へ三々五々上陸をしていました。
点火は何か合図か無線でも使うのかなと思っていたら、時間になったら点火が始まった感じです。

今日の空模様は朝から快晴で、気温は19℃まで上昇しました、もう5月の天候です。
しかも、空気がカラカラに乾いているので、点火された枯れたヨシはあっという間に燃え上がりました。
それを待っていたように、待機していたカメラマンたちが、思い思いの構図を決めてシャッターを切っていました。

ヨシ焼きは、火を使う行事なのでとても危険です。
そのため、見学や撮影はエリアを限定されます、当たり前の話なのですが。
エリアは大きく分けて3つのエリアがあります、ビュー福島潟の屋上、自然観察園の近く、それに遊潟広場に沿った土手(堤防)の上です。
ヨシ焼き全体を俯瞰する場合はビュー福島潟の屋上がベストです、火の近くで撮影したい場合は自然観察園、夕方広場の土手は三脚を立ててじっくりと撮影ができます。
本当は3箇所を巡りたいところですが、点火開始から1時間ちょっとで終わってしまう行事なので、撮影場所は決め打ちするしかありません。
私は遊潟広場の土手を選択しました、車で向かったら普段は閑散としている道路へ車が駐車していました。

また、点火を担当する方は、ある意味命懸けです。
なにせ、島に上陸して点火するので、下手をすると火にまかれる恐れがありますから。
それで、行動は3人なのでしょうね、1人は必ず船に待機していました。
ある程度火が回ると、点火担当は船に戻って、一目散に撤退していました。

実は、午前中はヨシ焼きを撮影して、午後から福島潟を再度訪れました。
ヨシ焼きが終わった自然観察園周辺を見たかったからです、普段散策をしている場所が真っ黒になっていました。
ちょうど、消防署の担当者が焼いた場所を歩き回っていました、点検なのでしょうね。
ビュー福島潟の屋上へも上がって、ヨシ焼きが終わった潟を俯瞰しました。

撮影している間、土手の上に結構煙のにおいが風に乗って流れてきました。
また、若干ですが燃えたヨシが空中を漂って、足元へ落ちて来たりしました。
多分、自然観察園近くで撮影した人は、かなりの熱気も感じたのかなと思います。

ヨシ焼きが終わると、いよいよヨシの芽吹きが始まります。
写真の様に、今は見通しが良い景色が、今度はヨシが生い茂る福島潟へ変身します。
今度は、芽吹きの春が到来します、楽しみです。











































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