マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

平賀源内の憂鬱

2014年07月29日 | 戯言




今日は何の日でしょうかと問えば、答えは色々あるでしょうが「土用の丑」だと答える人は多いと思います。

土用の丑といえば「ウナギ」ですが、我が家の食卓にはのぼりません。
何せ、シラスウナギの高騰によって、ウナギの価格もうなぎのぼりのようですから、パスです。

土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは、一説によると平賀源内の着想と言われています。
それから日本人はせっせとウナギを食べるようになって、いまやウナギは絶滅危惧種になってしまいました。
特にヨーロッパウナギはニホンウナギよりも厳しい状態だそうですが、その原因は当然のことながら日本人の食欲です。

子供の頃を振り返ると、ウナギをせっせと食べた記憶は全くありません。
何とか食べる事ができたのは、知り合いの人が近くの川で採ったウナギをおすそ分けしてくれた時くらいです。
でも、当時川で採れたウナギは恐ろしく大きかったことを覚えています。

まあ、本来はハレの日にたまに食べる食べ物だったんです。
それが絶滅具危惧種に追い詰めるほとウナギを食べている現代の日本人ですが、平賀源内が見たら、こんなはずではなかったと憂鬱になるかも知れませんね。

写真は、コウホネの花です。
コウホネは、あちこちの川で花を咲かせているのを見ます。
こちらは、当面は絶滅危惧種の心配はなさそうです。




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