クラシックカメラを趣味にしていますと言うと、ライカなんかを集めていると想像される方もいるでしょうね。
私の場合、クラシックカメラと言っても、一時代を風靡したコンパクトカメラを集めるのを趣味としています。
だから、クラシックカメラ もどき を趣味にしていると言った方が正確でしょう。
今は、カメラと言えばすっかりデジカメの時代となってしまって、フィルムカメラは一部の人気カメラ(ライカなんかですね)を除いて人気がありません。
だから、ハードオフのジャンク箱なんかに捨てられたフィルムカメラをたくさん見ることができます。
そんなジャンク箱から、気に入ったコンパクトデジカメを見つけだす(救出などと表現していますが)のを楽しみにしています。
写真のカメラは、CANON AUTOBOY TELEと言う機種です。
正月休みに、ハードオフのジャンク箱から525円で救出してきたカメラです。
私は、電動ズームレンズが好きではないので、よほどの事が無い限り電動ズームの付いたカメラは救出しません。
このカメラ、レンズがとっても面白いのです。
スイッチで、レンズを40mmと70mmに切り替え可能なのです、切り替えですからズームとは言えないかもしれませんね。
救出して、自宅で電池を入れたら動作は問題ないようですが、現在フィルムを入れて試し撮影中です。
この手のカメラ、下手をすると本体より電池の方が高い場合がありまして、このカメラも電池がリチウムイオンを要求するので、そのパターンです。
さて、どんな絵を見せてくれるか楽しみです。
最近気になることは、ハードオフのジャンク箱も、段々と寂しくなってきたことです。
コンパクトカメラの数が極端に減ってきているように感じます。
逆に、古いデジカメがジャンク箱へ入っている事が多いので、ジャンク箱の世界もフィルムカメラはデジカメに駆逐されてしまうのかもしれません。
※Web検索をすると、このカメラ1986年10月発売だそうです。