福島潟の蓮沼で撮影。
レンズキットに付属するレベルの望遠ズームを使って撮影。
普及品レンズですが、手振れ補正機能が付いているので、とっても重宝なレンズです。
今日は、恐ろしいほどのピーカンで、外はとてもとても暑い一日でした。
でも、夕方から気温が下がってきて、夜になると過ごしやすいのが不思議です。
花を撮影するときに、丸ボケ(この言葉が普遍的なのかは心許ないのですが......)を作って遊ぶのが好きです。
撮影対象物後部に強い反射するも物体があると、レンズの絞りをそこそこ開けて撮影すれば、画像の中に丸ボケが入ってくれます。
もっとも、変に使いすぎると、うるさい感じにもなってしまうのですけどね。
この丸ボケ、レンズの絞りの形がそのまま反映されるので、いわゆる円形絞りを採用したレンズでないと、絞り開放以外は形が六角形などの多角形になって、いささか興ざめしたりします。
格好の良い丸ボケになるにはもう一つ条件があって、レンズの性能(イコール価格と言っても良いです)に左右されますね。
どんなレンズでも、ど真ん中はしっかりとした描写をするのですが、周辺部の描写はレンズの性能で丸になったり、歪んだりします。
上の写真は、先日福島潟の蓮を撮影したものですが、丸ボケがレモン型に歪んでいますね。
この望遠ズームは、いわゆる入門用デジタル一眼レフのレンズキットに付属されるレンズです。
通常の使用では良い写りをしてくれますが、こんな厳しい条件になると、価格の壁を感じます。
下の写真は、フィルム時代の標準ズームです。
いわゆるF2.8通しとかの高いレンズではありませんが、その次にランクされる中レベルのレンズなので、丸ボケの形は悪くありません。
どちらの画像も上部に大きな丸ボケが発生していますが、これは自動車の窓ガラスに光が反射していたのを利用して作ったものです。
ちなみに、下の写真は私の車が反射していたので、無理矢理入れて撮影したものです。
なお、どちらのレンズもカタログ上は円形絞りを採用しているとは記載されています。
丸ボケ作りの遊びも、面白いです。
同じく、福島潟の蓮沼で撮影。
こちらは、フィルム時代の標準ズームで撮影。
デジタルカメラで使うと、とても柔らかい描写をしてくれます。