あみん(懐かしいですね)が好きで、よくアルバムを聴いています。その中でも「とどかぬ心」という曲がとても気に入っています。
今日はその“とどかぬ心”ではなく、“とどかぬ電波”のお話です。
先日、Wi-Fiルータと中継機を何とか5GHz帯で接続できたと投稿しましたが、それで今使っているルータはもう限界かなと思い、思い切って新調しました。
アマチュア無線の世界では「アンテナが命」なんて都市伝説があります。アンテナに投資すれば、出力を上げるより効果的だというものです。
Wi-Fiルータのアンテナをご覧になった方は少ないかもしれません。最近の機種はアンテナが筐体に内蔵されているため、外からは見えないんです。
しかし、世の中にはアンテナが“見える”タイプのルータもあります。下の写真を見ていただくと…まるで花魁のカンザシのよう!
今回導入したのは、バッファローの「WXR9300BE6P」。価格もそれなりで、私にとってはまさに“清水の舞台から飛び降りる”気分でした。
導入前にWebで情報収集したところ、「3階建ての建物でも2階まで問題なく届いた」との体験談を発見し、これならばと期待。
しかし結果は……「ばんざい!」と言いたいところですが、“とどかぬ心”ならぬ“とどかぬ電波”でした。(苦笑)
このルータは2.4GHz/5GHz/6GHzに対応していますが、私の機器は6GHz非対応。目標は5GHzでの安定接続でした。
外付けアンテナは各方向に調整でき、特定方向の電波を強くできるはずなのに、私がパソコンを使っている部屋まではどう頑張っても届かず…。他の部屋は問題なし。もうお手上げです。
ちなみに2.4GHz帯は全ての部屋で使えましたが、速度的に物足りなさが残ります。
そこで追加導入したのが、写真にも写っている「WSR-1500AX2L/PL」。今流行りのWi-Fi EasyMesh対応機種です。
具体的には、WXR9300BE6Pをコントローラ(親機)、WSR-1500AX2L/Pをエージェント(子機)として設定。LANケーブルで接続するだけの簡単設定でした。
ここで選択の分かれ道。
PCがある部屋にエージェントを設置すると、コントローラとのバックホール(通信経路)は必然的に2.4GHzに。速度面では苦しいですが、メリットもあります。
WSR-1500AX2L/PにはLANポートがあり、PC2台とCDコンポを有線接続できるのです。
もうひとつの選択肢は、5GHzが届く部屋にエージェントを設置してオール5GHz構成にすること。
この選択についてCopilotくんに相談したところ、想定通り“5GHz網羅”が良いとの回答をもらいました。
結果、1階からの電波を強く受信する寝室にエージェントを設置して運用開始。
…が、スピードは以前の中継機方式とさほど変わらず。トホホですね。
助かったのは、エージェントとして導入したWSR-1500AX2L/Pが無料レンタルだったこと。
契約中のプロバイダーが太っ腹で、2年間使えば返還不要という制度付き。つまり、実質「進呈」です。
安価な機種とはいえ、エージェントに追加投資が不要だったのはありがたかったです。
高額投資をしたにも関わらず、得られたリターンは微妙…
アマチュア無線の世界でも言われますが、電波の伝搬は本当に奥が深いですね。
今回の教訓:外付けアンテナの威力は過信しすぎないほうが良い!
普通のパネル式建物なのに、ここまで電波の通りが悪いとは予想外でした。
とはいえルータ新調で脳も体もフル稼働、“ボケ防止”にはなったかも?(大笑)
写真にあるのは、アサガオとアメリカフヨウ。
Googleレンズで確認すると、以前と同じく「タイタンビカス」との返答でした。
先日は真紅、今日は白。猛暑続きの中では、白い花の方がどこか涼しげに感じますね。
今日も朝から熱中症警戒アラート発令中で、暑さが厳しい…。
電気代が気になるけれど、エアコン稼働で予防に努め、水分補給も忘れていません!