日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県倉敷市藤戸町)

2006年12月12日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。
現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。
散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。
私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。
道標シリーズ第六十三段。
所在地   岡山県倉敷市藤戸町 位置図
建立年   不明
導(しるべ) (左)ゆ可山(由加山) 金飛羅(金毘羅)
         (右) 於可山(岡山) 吉備津
寄付者   不明 
撮影日   2006/12/02
メモ    
由加往来改修工事の際に現地(藤戸寺厨入口)へ保管されたもの。
以前は盛綱橋を南に渡った突き当たりに立っていた。年代・施主は刻されていない。
流暢な筆跡が印象的。
 




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2 コメント

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Re:こちらも (日本男道記)
2006-12-13 20:46:03
こんばんは!

お疲れ様です。

そうですね、誰が往来したのでしょうか。

この周辺は源平合戦で有名なところでもあるんですよ。

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こちらも道標 (地理佐渡..)
2006-12-13 06:34:18
おはようございます。

裕さんの所でもつい先頃道標が紹介されていました。
やはりどこのものを見ても、歴史をさかのぼろうとする
さりげない思いを抱きます。

いつ頃、そしてどのような人たちが、どのような思いで
往来したか。

西国の街道ですから、ついこの間の維新の動乱の際
には、草莽の志士達が志を持って往来したのではとか
いろいろ..。
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