日本男道記

ある日本男子の生き様

淳子のてっぺん

2018年02月03日 | 読書日記
淳子のてっぺん
クリエーター情報なし
幻冬舎

◆内容紹介◆
「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」

そんな男の言葉に負けん気を発揮、
女性だけの隊で頂きを目指し、
8848メートルに立った淳子。
山頂から彼女が見たものは――。

直木賞作家が田部井淳子さんをモデルに書き上げた、渾身の長篇小説。

ただ、山が好きで、会社勤めをしながら暇さえあれば山に登っていた淳子。
山が好きだということをのぞけば、ごく平凡な女性の淳子が、女性だけの登山隊でヒマラヤを目指すことになる。
最初の目標はアンナプルナ。「女なんかに登れるはずがない」という言葉に反発して挑戦したが、初めての海外遠征は資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、女性隊員同士の嫉妬、軋轢、分裂と大変なことだらけ。
登頂は成功したが、苦い物が残った。
複雑な思いでいる淳子に「ねえ、エベレストに行かない?」と声をかけたのは、ともにアンナプルナで苦労した隊長の明子だった。
成功すれば、女性として世界初だ。
山男である夫の正之に「行くべきだよ」と励まされ、淳子は決意を固める。アンナプルナ以上の困難を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。
好きなこと、やりたいことを見つけて、どんなに苦しくても一歩一歩、足を運べば、必ず夢は叶う。
山を愛し、家族を愛し、人生を愛した淳子の生き方が、すべての女性の背中を優しく押してくれる。
直木賞作家・唯川恵が、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた、感動の長篇小説。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
2016年10月に逝去した登山家・田部井淳子。
男女差別が色濃い時代、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した彼女は、どのように生き、どのように山に魅入られたのか―その物語を完全小説化。
山を愛し、家族を思い、人生を慈しんだ淳子が、その“てっぺん”に至るまでの、辛く苦しくも、喜びと輝きに満ちた日々。
すべての女性の背中を優しく押してくれる、感動長篇!

◆著者について◆
唯川恵 1955年金沢市生まれ。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞受賞。08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞受賞。『燃えつきるまで』『雨心中』『テティスの逆襲』『霧町ロマンティカ』『手のひらの砂漠』『逢魔』『啼かない鳥は空に溺れる』など著

【読んだ理由】
田部井淳子ファン。

【印象に残った一行】
山は二つの顔を持っている。人に生きる喜びを与える優しさと、容赦なく命を奪ってゆく冷酷さ。

登りたいのではない、登るのだ。

【コメント】
田部井さん、ご自身の人生に大きな影響を与える運命的な出会いを二人(幼馴染と学生時代の友人)経験されている、これも素晴らしく稀有なことだ。
すべての人に一読をお奨めしたい。

Daily Vocabulary(2018/02/03)

2018年02月03日 | Daily Vocabulary
21126.MRI(magnetic resonance imaging)
I had a brain MRI.
21127.follow-up examination(再検査)
I had a follow-up examination(re-examination).
21128.blood sugar level(血糖値)
According to the results of my blood work, my blood sugar level is within the normal range.
21129.cholesterol(コレストロール)
I need to cut down on high cholesterol foods and eat more cholesterol-lowering foods.
21130.urine(尿、小便)
I gave a urine sample.

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